どこのホストだよ!
と突っ込みを入れた俺は悪くない。
食堂に入ったらギラギラしいホスト顔負けの美形と婚約者候補者がいた。
ボンゴレの守護者は顔で選んでいるのだろうか?
そんなアホな俺の疑問も食事を再開されたら星の彼方に飛んでいった。
流石天下のボンゴレ!どの料理も絶品だ。
ウマウマと料理を食しているとボンゴレから爆弾発言が投下された。
「婚約者を正式に決めるため、君達には試験を受けて頂きたい。最低限自分の身を守れないと俺の妻として迎えられないからね。」
俺は関係ないな。
適正すらないし!
他の二人は自信満々そうだな。羨ましい!
ボンゴレと何故か目がかち合いニッコリと笑われた。
嫌な予感しかしねぇー
俺も笑い返すが、完全に引き吊っているよ。
「適正は守護者とリボーンが観るからそのつもりで。あと、各候補者に専属のメイドを付けるから彼女達に君達の世話をすることになる。」
守護者と最強のヒットマンかい!俺に死ねってか?
あ、希望はまだあるか。
俺が早くもダメ出しされれば良いんだし、居心地悪いけどロッソファミリーに戻った方がマシだよな♪
俺の専属のメイドになった子には可哀想だけど暫しの我慢と耐えてくれ。
気分も浮上した所で俺はスイーツを堪能した。
あぁ、旨い♪
誤解が誤解を招いているとは露知らず俺は黙々と飯を食っていた。
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