転職 プログラマー 私はパイナポー | ナノ


パインvsツナ [ 13/16 ]

何でこうなった!?

俺は予測不可能な事態に困惑する。

心境を一言で表すならば“なんじゃこりゃー!!?”だ。

キャラ崩れにも程があるだろ!?

ぶっちゃけ沢田綱吉、お前のキャラ違うだろ!?

ヒィっと恐怖で悲鳴を上げた俺は悪くない。

哀れんだ眼で見るな妖怪(リボーン)!

俺達の任務は順調に進んでいたんだ。

神野がウザかったが、皆して空気扱いした。

悲劇のヒロインぶって自己陶酔している間に俺は沢田綱吉と決闘した筈なんだよ!

Xグローブ着用してやる気満々だったのに!

何で俺の両手を握りキラキラした眼で見るんだ!?

「リボーンに無理矢理連れ回されて辟易してたんだ。それにボンゴレのボスになれとか頭が沸いてんの?ってマジで思わない?あぁ、でも俺がボンゴレのボスになれば屍は俺のモノになるんだし(省略)」

延々と続く沢田綱吉の電波に俺は意識が遠退きそうになった。

「女の子の格好も可愛かったけど、そっちも可愛いね。俺、屍が男でも別に気にしないよ!」

ニコニコと良い笑顔で爆弾発言をする沢田綱吉。

物凄く!

物凄く!
超身の危険を感じた!!

ブンブンと手を振って離そうと頑張ってもガッチリと掴まれており逃げられない!

「いやいや、気にしろよ!俺は男だ!ノーマルだ!てか手を離せーーーー」

俺の悲鳴に沢田綱吉は

「やだ。だって逃げるでしょ?」

逃がさねぇーと副音を吐けた。

うぅ…こんな事って聞いてない!

ボンゴレぇー、こんな障害になるどころか俺の障害になっちまってんじゃねーか!!

「大丈夫、一生大事にするよ。」

助けを求めようにも沢田陣営と千種、犬、ランチアは合掌とばかり俺を見捨てやがった!

NOooooo!!

「俺はノーマルだっ!!」

渾身の力を込めて沢田綱吉をぶん殴った。

ゼーハーと肩で息をする俺、壁にぶち当たって気絶した沢田綱吉。

俺はギッと妖怪(リボーン)を睨み付けて

「ボンゴレからの依頼は終了だ!!なーにが戦闘能力強化だっつーの!有り余ってんじゃねーか!?しかも思考回路はどっか逝ってるなんてマジ有得ねぇーよ!俺イタリアに帰るー(泣)」

恥も外聞もかなぐり捨てて俺は黒曜ランドを後にした。

神野?

あー知らんわ!


今日を境に沢田綱吉と雲雀恭弥に付き纏われる事となる。





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