▼ 『微笑み返し』あとがき
今年初めての短編となりましたね(苦笑)。
メインジャンルではなくて、すみません(汗)。
鬼灯の冷徹で、白澤君と桃タロー君のお話です。
シリアス、切ない雰囲気を目指しましたが、一応ギャグも入れたつもりです。
転生関連のお話を書きたかったんです。
場合によっては腐向けに見えるかもしれませんが、一般向けです。
桃タロー君が転生することを知らなかった白澤君と、気を遣って教えなかった桃タロー君。
長い間生きてきたけれど、突然のことに呆然としたり、焦ったり、少し弱い白澤君が書いてみたかったんです。でも、最後は前向きにしたかったんです。
鬼灯君と閻魔大王、鬼灯君と白澤君の会話の下りは、話の全体の中でもコミカルな感じに仕上げたつもりです。
女の子と遊んで酒飲んで楽しくあるけれど心底笑えない……みたいなことを、書いてはいませんが、感じ取って貰えればいいかなあと……。
それで、浄玻璃鏡で桃タロー君の姿を見て、最後にやっと笑えた、みたいな感じです。
結構長くなってしまいましたが、個人的に書くことができて良かったです。
本当は、後2つ程続編を書きたいのですが、正直、書くか書くまいか迷っているのですが……。取り敢えず、現時点では未定です。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
2014/03/23 19:57
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