『偉人の和訳より』あとがき

ツイッターで仲良くして頂いている方からのお題を元に執筆した小説になります。頂いたお題は「君が笑ってくれたらいいって、そう思ったから」でした。
諸事情で落ち込んでいた時にお友達さんから素敵な小話を貰い、それに励まされてから書いたものになります。
仕事で失敗するなど、悪いこと続きの青木君と、そこに現れた鳥口君のお話です。落ち込む青木君に、ほのぼのとした鳥口君が話し掛ける雰囲気をイメージしました。三日月って、角度を変えて見ると笑顔の口元に見えるかなと考え、鳥口君に青木君を励まして欲しかったのです。「月が綺麗ですね」は作中通り夏目漱石の逸話によるものから。
鳥口君はそれを知っていた上で間違って使ったのか、それとも意味を勘違いしていて使ったかは、ご想像にお任せします。

またもや京極堂シリーズの小説の更新になってしまいましたが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
2015/03/28 21:35
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