誕生日プレゼント04 いくら大きめのソファーだからといって、身体が正反対に動けばスペースも足らない。 首から上だけは支えるものが無くて、がくんと仰け反る。 逆にそれが、声の歯止めを効かなくさせた。 「ひっ、ぁ、あ…ッ!や、あっ」 「かいちょ…ッ、会長、」 「だめ、あ、そんな、おく…ッきもち、い、あ、ぁッ!」 「ここ?ここ、気持ち良い?」 「うあ、あ、や、そこ、…っ」 テクなんてあったもんじゃない。 だけど、がんがんと奥まで突っ込まれるのは悪くないし、こんなデカいのを突っ込まれたこともないから、初めて届くそこが気持ち良くて、ただ快感に浸った。 「あ、も、いきそ、いく…ッ」 「かいちょう、」 「い…っ、ぁ、あ、ああッ!」 腰を高く上げられていた所為で、胸元にびしゃりと自分の精液がかかる。ぐいぐいと突かれる度に残ったものが押し出されて、何滴か顔にさえかかってしまった気がした。 力が抜けて後ろに反ったままの頭は血が上ってきて、男に舌を舌で絡められるだけでびりびりとした快感が抜ける。 「っ、ん、会長、」 「ん、ぁ、待っ、あッ」 「ごめん、ごめんね、会長、」 俺がイってる間少し大人しくしていたけど、そうか、こいつはまだイってないから。 硬いまま、何度も抜き差しを繰り返される。 どっちかというと、さっきよりも激しく。 敏感になってる身体はより快感を拾い上げ、ただ、気持ちがいいと、そう叫ぶように喘いだ。 ぐずぐずになって、中が満たされる。 足りない、これだけじゃ、足りない。 脚を腰に絡ませて、中に入ったままのそれを締め付ける。 ぐ、っと大きくなってまた、何度だって、俺は喘いだ。 >> index (C)siwasu 2012.03.21 |