BBT脳内リプレイ

ミドルフェイズ3



――シーン12
シーンプレイヤー>道常彼方

GM:ではシーンプレイヤーは彼方さんです。時期は前のシーンから先ならば大丈夫ですよ。時間など何か指定はありますか?
彼方:(いっコロ)−2か。じゃあ朝がいいかな。バイト帰りに必ずアパート前で七海と会って、少し話をしてから自室に帰るんだけど…。
GM:ふむ、ではその帰りに丁度会うはずの七海に会いません。
彼方:? あれ、おかしいな。と30分くらい待ってみるけど…どう?
GM:一向に来る気配がありませんね。
彼方:うわぁぁ、早く調べたいけど七海がもう連れ去られてることは知らないから動けねぇ! もしかして色々あったし学校休んだのかな、とか思いながら自分の部屋に戻るかな。
GM:では自宅のカギで開けようとした時、不意に携帯が鳴ります。
彼方:! 見る、誰からだ?
GM:どうやら七海からのようですね。とは言えメールで来なかったのは珍しいと彼方さんは感じていいですよ。
彼方:なんだろう、大事な話か? とりあえず電話に出る、はいもしもし七海?どうしたんだ?
GM:すると「あの、彼方さん…の電話で間違いありませんか?!」と知らない女性の声がしました。
彼方:えっ、はい。俺が道常彼方ですが…あなたは?
GM:「あぁ、すみません突然! 七海の母です、七海が何処に行ったかご存じではありませんか!?」と慌てた様子を受話器から感じます。
彼方:お母さん!?(汗) いや、七海がどうしたんですか!?
GM/七海の母:「それが…朝学校に行く時間になっても全然起きて来ないから部屋に見に行ったら、七海がいなくて…! スマホも財布も置いてあるのにあの子だけが…!」
彼方:お、落ち着いてください! GM、七海が深夜に外に出ていくような子ではないんだよな?
GM:はい、わりと規則正しい生活を送ってますよ。毎朝話すようになってからは無理して起きてたんだな、と言う様子はありませんでした。
彼方:分かりました、あのお母さん? 念のために親しい友達には聞いてみましたか?
GM/七海の母:「はい、七海から聞いてる友達には聞いてみたんですけど…皆知らないみたいで…。それで最近彼方さんの話をしていたから、もしかしたらって…!」
外の叉貴斗:七海くん、お母さんに彼方くんの事話してたのか…(笑)
外のキャス:よく家にご招待されなかったな、今まで(笑)
GM:もしかしたら七海は誘っていたかもしれないですね。
彼方:んで、時間が合わなくてなかなか実現しなかったのかもしれないな。
外の大悟:七海も大変な奴を好きになっちまったなぁ(ぼそり)
彼方:お母さん、とりあえず俺も探してみます。最近は外も危ないですから家で待っててください。
GM/七海の母:「はい、すみませんが何か分かりましたら連絡をして頂けますか? お願いします…!」とお母さんからの電話が切れました。どうしますか?
彼方:どうするって…とにかく三人に連絡をする!
外のキャス:だぁからスマホに変えときゃもっと簡単にやりとり出来ただろうに…(笑)
彼方:なるほど! 今どうこう言っても仕方ないんで三人にメールを一斉送信する。
GM:それならシーンを一旦切りましょう。次からは情報収集シーンになります。


――シーン13
シーンプレイヤー>凉在 叉貴斗

GM:シーンプレイヤーは叉貴斗さんにしましょう。場所はどこにしますか?
叉貴斗:うーん、彼方くんの家…はあれか。凪深の人の多い通りにある喫茶店、とか?
外の大悟:もしくはブルーファングのアジトか。
外のキャス:彼方に呼ばれたし、とりあえず彼方の家に行かね?
彼方:いいですけど、俺ん家狭いですよ。
叉貴斗:無難にアパートの前に集まるか。それから移動でもいいのだし(いっコロ)5、ようやく第一変異か! 絆は…誰にするかな、クライザード氏の絆を「エゴ:正義を行いたい」に変える。
彼方:じゃあ俺も振って…(いっコロ)1だった。
キャス:登場っと(いっコロ)…あ、ダイスが飛んだ(笑)
大悟:なにやってンだよ(笑)
キャス:わりぃわりぃ。…1か。オレ様の出目極端なんだけど大丈夫か?(汗)
大悟:情報収集や戦闘でやらかさないでくれよ?(いっコロ)3だな。
GM:では連絡を受けた叉貴斗さんが彼方さんのアパート前にやって来るとキャスさん、大悟さんも丁度やって来た…と言う感じで情報収集判定をしましょうか。調べられるワードは『水野七海』『レッドデッド』『インペイラー』です。
大悟:まぁ、インペイラーは調べないとマズイだろうな。社会が高いのは?
キャス:オレ様と叉貴斗の6か。でも≪傾城の美≫で感情で振れる。だから8だな。
叉貴斗:僕も技術で振れるアーツがあるから同じく8だよ。
彼方:より重要なものは二人に任せた方が良さそうだな。とりあえずは七海のことを調べるよ。振ってみても良い?
大悟:いいんじゃね?
GM:『水野七海』の目標値は15です。
彼方:(コロコロ)よし、出た16!
GM:おぉ、では…どうやって情報を得たことにしましょうかね。
彼方: え、うーん。この絆で描写に使えそうな人がいなさそうなんだが。
GM:じゃあ、そうですね。男4人で顔を付き合わせている時、丁度横を通っていた凪深七星高校−七海が通っている高校ですね。その学校の制服を着た女子生徒が「あー、キャスだー」とトコトコ近付いてきます。
キャス:あん? どっちだ(笑)
GM:緑がかった黒髪をポニーテールにした女の子、リコですね。「なにしてんのー?」と、そして彼方さんをチラと見た時、「あ、あなたは!」と指差して驚いた表情を浮かべています。
彼方:え? 俺? 君と会ったことあったっけ?
GM/リコ:「ううん、こうして会うのは初めてだよー。でも一昨日? かな? 変な人達に声掛けられて…」と大悟を一瞥して「このお兄さんみたいな雰囲気の人達に…あ、でももっと下っ端くさかった!」と怖がる気配はありませんね。
大悟:……レッドデッドか?
彼方:それでっ?! そいつらはなんて言ってた!?
GM/リコ:「ひゃ!? え、えーと…七海ちゃんの事を聞かれたの。明らかに隠し撮りしたっぽい写メを見せてきて、知らないかって…同じ制服着てたから聞いてきたんじゃないかなーって思うけど」
キャス:んで、お前はなんて答えたんだよ。
GM/リコ:「え? もちろん知らないって答えたわよ! だって絶対に怖い連中だし、絡まれたら七海ちゃんが可哀想だし…その後よ、あなたの事を聞かれたの」彼方さんのことですね。
叉貴斗:あぁ、だから彼方くんが連中に襲われていたのか。納得。
GM/リコ:「普通に知らなかったから知らないって答えたら、他の人に聞きに行っちゃったわ」
彼方:そっか、ありがとう。学校には気を付けて行くんだよ。
キャス:さっさと行け…つーか、もう一人どうした? あのアホは。
GM:リコは彼方さんに「ありがとーお兄さん! お兄さんも気を付けてね」と手を振った後、キャスを睨み付けて「アホって誰のことよっ!」と噛みつきますが(笑)
キャス:クロリスだよ、アホ=クロリスしかいねぇだろ。
叉貴斗:それもひどい話だな(笑)
GM/リコ:「クロリスならお腹痛いから先に行ってて…って。ちょっと心配だったんだけど」と時計を見て「電車に乗り遅れるからもう行くね!」とリコは走って行ってしまいました。
彼方:あいつらはあいつらで七海のことを探してたんだな。
キャス:らしいな。だが徒党を組んで七海の家に乗り込まれてなくて良かったな。そしたら確実に家族はヤバかったはずだしな。
大悟:そりゃ間違いねぇな。
GM:これで『水野七海』に関しての情報は全て出終わりました。『レッドデッド』は目標値14、『インペイラー』の目標値は10、15です。
大悟:さて…なら『レッドデッド』だな。俺様がいくわ(コロコロ)お、でけぇな。16。
GM:あら、そうですか。レッドデッドの情報は誰から得ます?
大悟:うーん、…同じ吸血鬼だしもう一人の親父…ウォーレン・グラットン・レイクにでも聞いてみるか。
叉貴斗:そこで来るか。
大悟:適任だろ? 番号は知ってていいよな?
GM:いいですよ。あのレイクが仔にしようと思った程の逸材ですし、認めてはいるでしょうからね。
大悟:おっしゃ、じゃあ電話するわ。もしもし親父、今いいか?
GM:「…グリアードか」さほど待たずに不機嫌そうな声が電話に出ました。今、朝ですからね。
大悟:まぁ俺様もサングラスは掛けてるけども。親父の不機嫌そうなのはいつも通りだろ。突然で悪いンだがよ、レッドデッドってカラーギャングのこと、何か知らねぇか?
彼方:確かあそこって縦社会だよな。大悟さんの態度って大丈夫なの?
叉貴斗:しかし、レイク氏の唯一の仔な訳だろう。当人がOKしてるならいいんじゃないのか?
大悟:むしろ敬語で話し掛けられる方が気持ち悪いつって、普段通りにしてる気がするわな。
GM/レイク:「レッドデッド…?」大悟さんならレイクが眉をひそめている姿が易々と浮かびそうですね。「何故貴様がその名を?」
大悟:俺様の仲間がそいつらに襲われてよ、やり返してやろうと思ってンだが…なかなか捕まらなくて。親父ならレッドデッドに関して掴んでるんじゃ…とな。
GM/レイク:「あぁ、レッドデッドはインペイラーと言う名のヴァンパイアがボスのカラーギャングだ。カラーギャングとは名ばかりの魔物の集まりだがな」マスターシーンでは名乗りましたが皆さんの前では名乗っていないので、ここでやらせてもらいました。
大悟:あー、うん。確かに大悟としては知らねぇわ。
キャス:ただのレッドデッドのボスだな(笑)
GM:それじゃあんまりなのでね。
大悟:助かるわ。あいつら全員魔物なのか?
GM/レイク:「あぁ、ほぼレンフィールド。あのガキが血を吸った成れの果て共だ」
大悟:好き勝手やってるのは分かってたが、ネットワークにも影響があんのか?
GM/レイク:「あぁ、忌々しいがな。奴を始末する為に送った始末屋が返り討ちにあった、勝手に現れては血袋を食い荒らすチンピラ風情が力はあるようでな」
大悟:ふーん? じゃあ、インペイラーを潰す事で問題はねぇんだな?
GM/レイク:「むしろ好都合だ。グリアード、俺は貴様を高く買っている。失望させるなよ」
大悟:あんたの100%期待通りの働きをするかは分からねぇが、助かったぜ親父。じゃあな。
キャス:初めの方でオレ様のこと色々言ってたけど、お前も人の事言えないだろ。
大悟:はぁ? てめぇにはどう逆立ちしても勝てねぇよ。
叉貴斗:どれほど譲歩したとしても君がナンバーワンだ。
彼方:キャスさん、諦めよう。
GM:うんうん。本来魔界の後継者があってもおかしくない位ですからね。
キャス:なんなんだこの畳み掛けは!?(笑) …とにかく、残すは『インペイラー』だけだな。どっちが行く?
叉貴斗:どちらでもいいよ、僕は。一応シーンプレイヤーだから最後にしてもいいし。
GM:ちなみにこのワードでの情報収集はアクシデントが起こる可能性があります。
キャス:アクシデント…何が起こるんだか…。じゃあ、いかせてもらうかな。(コロコロ)10か、低いなー。折角だから財産点使うか…。
叉貴斗:なら≪宇宙的知性≫を使おう、これでもう一回チャレンジしたまえ。
キャス:サンキュー、≪傾城の美≫を使う。これで感情で情報収集が出来るが…どう出るかなー(コロコロ)…ファンブル!?(笑)
大悟:完全に裏目に出てるじゃねぇかよ!(笑) いやーイケメンは大変だなオイ。
叉貴斗:いやいや! そこは振り直すべきだ、≪ワンモアチャンス≫をする!
キャス:悪い、今度こそ≪傾城の美≫を使って…(コロコロ)財産点を4点ブッ込む! 15!
彼方:キャスさん…ダイス目がひどい(笑)
叉貴斗:これはひどいな(笑)
キャス:あぁ、オレ様もひどいと思うわ(笑)
GM:ではファンブル要素。元々リリッシュさんと仲良くしていたんですが、初めてキャスを見た時から一目で気に入り懇意にしていた半魔のマダムがキャスを見つけて、うっかり拉致されかけました(笑)
大悟:わはははは!!(笑) おもしれぇ!
キャス:笑ってる場合か!(笑)
彼方:今キャスさんは心地よく感じる香りが漂ってるから余計ときめきメモリアルしちゃうのか。
叉貴斗:胸キュン! 辛抱出来ないザマス! と誘拐事件に発展しかけた訳だな(笑) マダムは肉体派なのかな?
GM:じゃあ鬼のトゥルーとかにしましょうか。任侠映画に出てきそうな派手な着物を着たカッコイイ姐さんって感じの佇まいなんだけど、キャスさんの前では年頃の乙女のようにしおらしかったのです。
大悟:でも今回は違った訳だ、ちょっと雰囲気の違うキャスに興奮したのか?(笑)
キャス:んで、事情をかいつまんで説明してもなかなか納得してくれなくて、今度きちんと会う約束を取り付けて納得してもらったんだ(笑) あ、名前どうするか…。
彼方:鬼なら日本人名の方がいいかな?
大悟:牡丹とかそれっぽくねぇか?
GM:採用しましょう。完全にカタギの方ではない雰囲気を醸し出している牡丹さんは、高級車の広い後部座席でキャスさんを押し倒してます。
叉貴斗:おや、年齢制限が付いてしまうのかな?(笑)
GM/牡丹:「やっぱりあんたは良い男だねぇ、約束…ちゃあんと守っておくれよ?」と完全に恋する女の顔になってますね。
キャス:勿論、守るさ。オレ様が嘘ついた事なんてなかっただろ? 本当なら一緒に行きたいけど、今は先約があって無理なんだ。と相手の髪を撫でて言う。
GM/牡丹:「もう、仕方ないねぇ。…で、最近賑わせてるヴァンパイアって言うと…インペイラーって坊やのこと?」
キャス:! 知ってるのか?
GM/牡丹:「あぁ、知ってるよ。どうやらドミネーターらしいねぇ、レッドホラーハウスなんて言うドミニオン使ってチョロチョロしてるって話さ」とキャスさんから降りて着物の乱れを直しながら教えてくれます。
キャス:それって本当?
GM/牡丹:「真偽の是非はあんたの判断に任せるよ、…もっと知りたいかい?」と熱っぽい眼差しで牡丹さんが見てますが。
大悟:彼方ァ、そろそろアイマスクとヘッドホンの時間かァ?(笑)
叉貴斗:しかし、どちらもないから我々の両手を駆使するか(笑)
彼方:だから俺は未成年じゃないし、そもそもあんな高級車じゃスモーク貼ってあってあんたらも見えないだろ!(笑)
大悟:こういうノリが大切なんだよ、なぁ?
叉貴斗:まさしく、これから行われる内容は未成年者には刺激が強い可能性が高い。レーティングが上がるぞ!(笑)
キャス:上がらねぇよ!(笑)…知ってるなら教えてよ、と牡丹に迫ろう。そして耳元に近付いて…ねぇ、牡丹さん? と囁く。
GM/牡丹:あぁ、どうしようかな。多分嬉しくてしょうがないだろうな牡丹さん(笑) 「どうしようかねぇ…」
キャス:顎に手を添えて顔をこっちに向かせる。至近距離ね。互いの息がかかる程の近さで…牡丹さん、教えて? そうしたら早く会う約束が叶えられるぜ?
GM:それは揺れるなぁ、完全に負けてしまった牡丹さんは教えてくれますよ。「どうやらインペイラーってもんはドラキュラ伯爵の仔で、またヴラド騎士団の一員らしくてね。凪深周辺で殺戮を繰り返して人間と魔物双方を混乱させるのが目的なんだって話」
キャス:なるほど…ね、だからあんな騒ぎになる事をしていた訳か。そんな事の為に黒沢のおっさんと娘が…犠牲になったのか。腹が立って牡丹さんから離れて思わず眉間に皺が寄る。
GM/牡丹:「…こんなことを知りたいって事はこれからやらかしに行くんだろ? そんな目してるよキャス」キャスさんの表情を垣間見て牡丹さんの表情も仕事の顔になります。でも少し不安そうですね。
キャス:…あ、悪い。牡丹さん、そんな顔しないでよ。そうだ、お袋に会っても…と指を唇に当てて、内緒にしといて?
GM/牡丹:「あんた、まさかリリッシュさんに言ってないのかい!?」と意外だったようで驚きの声を上げてます。
キャス:その先は自分の唇に当てていた指を牡丹さんの唇に当てて、声を潜める。ね、頼むよ。隙有りな牡丹にキスして車から出て行く。じゃあな牡丹さん、また後程。バタン(笑)
GM:では中でキャスさんの名前を呼ぶような声がしましたが、閉まっている為によく聞こえませんでした。少ししてから車が発車していきました。
キャス:さて…乱れたスーツを直しながら戻ってくるわ。すまん、待たせたな。
大悟:これだから夢喰みは…で? よくそのまま誘拐されなかったなァ?
キャス:それどころか面白い情報も教えてもらったぜ? と共有しよう。
大悟:ヴラド騎士団っていやァ、レイクが敵対してるヴァンパイアの組織じゃねェか。
GM:インペイラーの情報が全て出揃いましたので、『レッドホラーハウス』の情報収集が可能になりました。目標値は15、17です。
叉貴斗:よし、≪銀河大百科事典≫を使い技術で振るぞ。(コロコロ)14だったから、財産点3点使用する。17で全部出たな。
GM:情報収集はどんな描写にしますか?
叉貴斗:やはりミハエル氏から連絡が来て情報をもらうのがいいだろうな、こちらからも七海くんのことを伝える必要があるし…連絡しようとした矢先に向こうからかかってきたということで。
GM:分かりました。ここまでの情報収集を重ねて来た結果、一度ミハエルに伝えた方がいいかもしれない…と考えた矢先、叉貴斗さんのスマホが鳴ります。
彼方:♪あったかいんだからぁ〜。
叉貴斗:見るとミハエル氏からな訳だな。ではわざとらしいスマホの持ち方をして…もしもし、こちら凉在。
GM/ミハエル:「ミハエルだ、新しい情報が入ったのでな」
叉貴斗:こちらもいくつかある。まずはこちらから話そう、かくかくしかじか…とジョジョ立ちしながら(笑)
キャス:来たよポーズが(笑)
彼方:変な人がいる! 他人の振りしたい(笑)
大悟:俺様もう他人の振りしてるから(笑)
GM:それミハエルさん分からないからなぁ(笑)「そうか、思っていたよりも大きいヤマのようだ。情報提供感謝する、そして水野七海の件に関係ある情報をこちらも提供出来そうだ」
叉貴斗:それは本当か? と顎に手を当てたポーズで促すぞ。
GM/ミハエル:「レッドホラーハウスについてだが、こいつは閉鎖型ドミニオンらしくてな。凪深周辺ならばどこにでも一時的な入口を開くことが出来るようなのだ。これが奴等が神出鬼没だった理由だな。凪深市街の外れにある廃倉庫が本拠になっているらしいが、残念なことに基本的にレッドデッドメンバーしか入ることが出来ないようなのだ」
叉貴斗:では…どうやって…!(真面目な顔でフィーバーポーズをしている)
大悟:オイ押さえろ(笑) ポーズを取れなくしろ!
叉貴斗:む? やめろ喋れなくなるだろう!(笑)
GM:まさかそんな攻防が起きてるとは露知らずミハエルさんは続けますよ。「まぁ待て。ここからだ、君の話では水野七海は恐らくレッドホラーハウスに連れて行かれている可能性が高い。彼女と親しい者がいて彼女が会うことを望んでいるのであれば…そこから綻びが生まれ、侵入出来るやもしれん」
叉貴斗:(押さえつけられているらしい)ぐ…わ、わかっ…た…。
GM/ミハエル:「ん?どうした、何かトラブルか?(笑)」
大悟:じゃあ叉貴斗から奪って代わりに言うわ。ミハエルさんか? こっちもその廃倉庫を探してみるからよ、改めて連絡するわ。
GM/ミハエル:「うん? 君は大悟…だったか。ああ、十分気を付けるのだぞ」と電話が切れました。
大悟:よし、叉貴斗を離してスマホ返すわ。
叉貴斗:全く…いきなり何をするんだね、君は! 動けなかったら喋れないのを知っているだろう!と大袈裟な指差しポーズで受け取ったスマホをしまう(笑)
キャス:知ってたからこそ動きを封じたんだろ?(笑)
彼方:−−で、どうすればいい? 何処へ行けば七海を救えるんだ?
叉貴斗:凪深市街の外れにあるらしい廃倉庫に行こう、そこが奴等のドミニオンに入る入口になっているようだ。
GM:良ければシーンを切りますが、何かありますか?
彼方:このエゴにしたのはいいが表現が難しくてなぁ、どうしたものか…。
叉貴斗:ならば人通りの多い場所を歩いている時に人々を見てどうこうしてみてはどうだろう。
彼方:おぉ、助言助かる。じゃ交差点を通る辺りで色んな表情の人間が目に入って、ふと足を止める。自分が今の姿になる前は人としては暮らしていなかったんだ、あくまでも任務で降りているだけで…そういう意味じゃ以前は半魔ではなかったな。今の身体になって梨々さん達に出会って、人として暮らし始めて、七海に出会ってようやく人の良さに気付けた。力がないから守られるだけの存在ではないんだって、上手く言えないけどそんな人間という生き物をもっとよく知りたいし、教わりたい気持ちが芽生えている事に気付くんだ。まだ正体を見せることに抵抗はあるけれど…。
キャス:気になって彼方の方を見るか。おい彼方、もうすぐ赤に変わるぞ。早く来い。
彼方:キャスさんに声を掛けられて我に返るよ。GM、どうだろう…?
GM:ふむ、憧れというものだと自覚せずに心の中に抱いてる、ですか。
彼方:うん。こういう自我というのかな、そういう感情らしいものは今になって芽生えたものなんだ。だから最低限の常識は身についてはいるけど周りとは少しズレた感覚だったりして。今まではどこか人間という種族で見ていた所もあったんだけど、やっと個として見るようになったんだ。
GM:いいでしょう。罪をどうぞ。
彼方:ありがとう、複雑なものにすると表現に悩むなぁ。
大悟:PC1らしさはある気がするけどな。そういう葛藤ってのがよ。
彼方:そうかな?
GM:なければ次に行きますよー。


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