BBT脳内リプレイ

マスターシーン2



――シーン11
マスターシーン


GM:はい、マスターシーンです。PCは登場出来ませんのであしからず。叉貴斗さんが七海を送った後ですね。
外の叉貴斗:なんだろう、すごく嫌な予感がするぞ…。

夜――七海が自室で読書をしていると、突如全ての電気が消える。
「な、なにっ?」
慌てて席から立ち上がり、振り向いた七海の前に、魔物−−インペイラーの姿。
「! あなた誰なの!?」
怯えよりも驚きが先に立ち、声を上げる七海にインペイラーはただ笑う。
「俺はカラーギャング、レッドデッドのリーダー、a.k.a.インペイラーだ!」
「…インペ…、なに?」
「気に入ったぜ女! お前の言う通り、魔物をディスるような血袋どもなんざ、死ねばいいのさ!」
インペイラーから感じ取れる気配を七海は覚えている。忘れるわけがない、自分を襲った連中と同じもの…言い知れない恐怖を感じたのだ。
「わ、わたしは…そんなつもりで言ったんじゃないわ…!」
身を縮ませながらも否定を口にした七海に関係なく、インペイラーは言葉を続ける。
「間違いない、お前はそんな血袋どもとは別だ。“こっち側”の存在だ」
「わたしが…」
“こっち側”。
七海が即座に思い付いたのはただ一人。それは自分を守ろうとしてくれた彼の顔だった。
「彼方さんと…?」
同じ立場ならば、あの人のことをもっと知れるのだろうか。もっと悲しませたりせずに側に居られるのだろうか。
七海が考えている間も与えられず、インペイラーは彼女の腕を掴んだ。
「一緒に来いよシス! お前を最高の花嫁にしてやる!」
「花嫁って…あなたの?」
インペイラーはニヤリと歪んだ笑みを浮かべ、抵抗する七海の腕をいとも容易くねじ伏せた。
「そんな、いやっ! 彼方さ…ッ!」
次の瞬間、部屋の電気が元に戻り……そこには、もう誰もいなかった。

彼方:な、七海ぃぃぃ!?
キャス:また帰還門か。
叉貴斗:とうとう実力行使に出たか、インペイラー。
大悟:彼方、慌ててる場合か! シャキッとしろ!
彼方:…そうだ、そうだな。
叉貴斗:(ぼそっと)これで彼方くんと七海くんをくっつける為にインペイラーが花嫁の準備をする、という意味なら面白いんだが…。
キャス:それはただのお節介だろ!(笑)
大悟:俺様みてぇな強面の男が「てめぇら見ててイライラすんだよ、最高のウェディングショーに俺が仕上げてやる!」ってか(笑)
彼方:……何故俺と七海が結婚するんだ? 俺は一度は死んでる身だし、天使だし、七海は人間だし。と柔軟な考え方は出来ない気がする。
キャス:全く……あぁもうコイツは面倒くせぇ考え方を!
GM:ではシーンを切りますよー?


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