BBT脳内リプレイ

ミドルフェイズ2


――シーン8
シーンプレイヤー>キャスバルド・フォーセンテス

GM:(うーん、ここはメフィストさんだと違和感があるから…)ここはキャスさんだけの登場になります。
キャス:お、さぁて人間性は(いっコロ)6。ガリガリ減ってる(笑)第一変異したわ。嗅ぐと心地よくなる甘い香りが漂い始めた。
外の叉貴斗:一人だけグングンと減ってるな。
外の大悟:てめぇだけ出目が高いな(笑)
キャス:なんでだろうな?(笑)…んで、一つの絆をエゴに…とクライザードの絆を「エゴ:レッドデッドを潰す」に変えておく。
外の彼方:その香りってキャスさんの側に居たくなるって感じなのか?
キャス:うーん、オレ様と一緒に居るとなんとなく居心地が良く感じる方が正しいかな。
彼方:夢喰みこえぇ、そうやって下地を作っていくのか…!
GM:では始めますよ? 今、キャスさんは近くにあるサディーノさんのマンションに来ています。
外の彼方:出たな、ラスボス。
キャス:まさか出てくるなんてな(笑)
GM:地域を変更したことで改変の必要が出ましてね、この辺りが妥当だったもので。
キャス:フリーライターだし、もしかしたら調べてるんじゃねぇかな、という期待はある。行ってもおかしくはないか。
GM:はい、キャスさんから“レッドデッド”の名を聞くと、仕事の休憩中だった眼鏡姿のサディーノが「あぁ…」とうんざりしたような声を上げました。
キャス:それは珍しい。親父、そいつらのこと何か知ってるのか?
GM/サディーノ:「えぇ、まぁ。嫌でも耳に入るものでね…色々とやりたい放題している跳ね返りですよ」
キャス:というのは?
GM/サディーノ:「奴等は人間側のルールも、魔物側の掟すらも守らずやりたい放題ですから。無法者、とはまさに彼等のことを示す言葉ですよ。ルールの中で行うから楽しいというのに…若いと言うのか、何と言うのか…」と眼鏡を外して彼は溜め息をこぼしますね。
キャス:……。後半はツッコまないぞ。その割にはただの悩筋とは思えないんだが。自分達は派手にやらかしながらその後を追えないでいるし。
GM/サディーノ:「警察や襲われたギャング達、ペルソナ・ネットワークも追っていたそうですが…捕まえることが出来なかったそうですからねぇ。路地の行き止まり、あるいは大通りの真ん中で突如として姿を消す…魔の者ならば珍しくもないですが、キャスの話や情報をまとめ想像するに何か裏がありそうです」
外の大悟:このおっさん、PC5で良かったんじゃねぇの。
GM:やめてください、そしたらここで出す人が………いたか(何かを思い付いた顔)
外の叉貴斗:いるんじゃないか。でもサポーターとしては優秀だよね、固いし。
キャス:やめろよ、頼りにはなるがせめて最後の枠くらい女にしてくれよ。全員喰うぞ。
外の大悟:どさくさに紛れて何ほざいてんだてめぇ!?(笑) アホはともかく、叉貴斗とは仲良くなりそうだがな、性格的に。
外の彼方:両方共人間に好意(?)を抱いてるタイプだもんな。
キャス:裏があるのはなんとなく感じてたが…。
GM/サディーノ:「恐らくですが集団のトップに強い欲望、エゴを持つ者…ドミネーターがいるのかもしれません。閉じたドミニオンを利用して逃げているのであれば…厄介ですね。好き放題です」目の前にあるカップ麺の3分待ちしながら真剣に語るサディーノ氏です。
彼方:あー、美味しいよな。カップ麺。俺もよく食う。
キャス:駄目だツッコんだら負けだ…ッ(言い聞かせている)…じゃあ何か? 奴等をどうにかする為には直接見つけた所を叩くか、そのドミニオンを見つけないといけないと?
GM/サディーノ:「そうなりますね。このまま暴れられても困りますから私も調べてみますよ」と時計を見計らって蓋を開け、混ぜ始めました。ちなみに今日は新作の塩とんこつです。
外の大悟:挑戦しやがるな、おっさん(笑) 俺様もメンバー達とラーメン持ち寄って混ぜて食ったことはあるけども。その時の塩と豚骨は微妙だったな…。
キャス:ラーメン談義はもういいっつーの!(笑) あぁ、サンキュー。何か分かったら連絡をくれ。
GM/サディーノ:「いいですよ、…キャス。あまり無理だけはしないようにして下さい、相手がドミネーターだと尚更です」
キャス:…分かってるよ。探してるのはオレ様だけじゃないしさ。まだ死ねないからな。…つーか折角良さげな話なのに塩とんこつの麺混ぜてるとか、せめて紅茶とかに出来なかったのか親父!!(笑)
叉貴斗:堪えきれなかったか(笑)
GM/サディーノ:「えっ!? なんで怒ってるんですか! だってお昼まだだったんですよ、お腹空くじゃないですか!」(笑)
キャス:食うのは構わねぇよ! 良い年したおっさんの一人カップ麺は寂しいからやめろと言うに!(笑)
GM/サディーノ:「キャスもまたクライブと同じことを仰いますね…」

※クライブ
BBTにて最初に作成したキャラクターの一人。
通称タルさんと呼ばれるヴァナ・ディールという世界のドミニオンに存在していた青魔道士の悪霊。
おっさん枠その2であり、サディーノとは親友関係。

外の大悟:既に言われてるのかよ!!(笑)
GM:とまぁ、何もなければシーンを切りますがどうしますか?
キャス:親父の食事は改良の余地有りだが、こっちは問題なしだな。
GM:皆さん平気そうですね。シーンを進めますよ。


――シーン9
シーンプレイヤー>赤須川 大悟

GM:シーンプレイヤーは大悟さんです。彼方さんは自動登場になりますが、他の方は任意でお願いします。
大悟:(いっコロ)3か、まあまあだな。
彼方:俺も先に減らしておく。(いっコロ)3だ、次のシーンでは第一変異が表れそうだな。
外の叉貴斗:まずは様子見といくかな。
GM:オッケーです。前のシーンからは一日経過したと思って下さい。時間は夜です。今日ブルーファングのメンバーから、レッドデッドを見掛けたとの連絡がありました。
大悟:あん? まさかメンバーが無茶しやがったんじゃ…。
GM:いえ、バイトの途中偶然見掛けたノウンマンのメンバーからですね。
大悟:そうか、そりゃ良かった。無茶してねぇならいい。
GM:そのメールで知らされた場所、路地裏に駆け込むと、赤いシャツのギャング達が彼方さんを取り囲んでいますね。「キング!見付けたっす!」
彼方:俺?!(笑)
大悟:………うー、わー………ビンゴかよ。つーか七海の奴を狙ってたンじゃ?
GM:キングと呼ばれた男は彼方さんの方を値踏みするようにねめつけ「…近くで見ると案外ショボい野郎だな。まあいい、実力を見させてもらうぜ」とニヤリと牙を見せて笑いました。
大悟:そこで到着するつもりが、てめぇらはどうする?
叉貴斗:そこは登場しておこう。(いっコロ)1か…まだ6しか減ってないんだが…(遠い目)
大悟:安心しろ、俺様もだ。
キャス:出る、(いっコロ)1だった。大悟から遅れて行くことにする。
叉貴斗:僕も周りで情報を集めていた時に大悟と同じ情報を得て向かったことにしよう。
キャス:オレ様もそれで引っ張られたことにしようか。レッドデッドの名前が出れば駄目だと言われても行くしな。
彼方:早く来てー早く来てー(棒読み)
大悟:てめぇがそのセリフを言われる立ち位置だろうがァァ!? まぁいい、おいてめぇら! レッドデッドだな?!
彼方:大悟さん! どうしてここに…。
大悟:よぉ彼方、面白そうなコトしてんなァ。俺様も混ぜろよ、そのケンカ。
叉貴斗:その声が僕達に聞こえた訳だな。
キャス:あの声は大悟と彼方か? 標的がいるのは間違いなさそうだ。
GM:大悟さんが来るとキングと呼ばれた男がそちらを一瞥します。「お仲間か…おい、まとめてブチ殺しちまいな」「任せてくださいよボス!」手下の反応にリーダー格の男は《資産:帰還門》を使い、姿を消しました。
叉貴斗:追いついた! ようやく本物とのご対面か。
キャス:そうらしいな。…くくく、どっちがブチ殺されるのか楽しみだ。珍しく殺意は隠してない。
彼方:あれ、叉貴斗さんとキャスさんも? てかキャスさんが怖い!
キャス:オレ様第一変異突入したからだよ(笑) 魔の要素が強く出ちゃったんだな。
叉貴斗:夢喰みとはそんな種族ではなかった気がするんだがなぁ(笑)
GM:手下は後から来た二人を見ても怯みませんよ。見た目も弱そうだし。「あぁん?! 邪魔しようってのか? このオーディエンスが!」
大悟:やっとぶん殴れるんだ、怒りを隠さずにでも嬉しそうに笑いながら首をゆっくり回すぜ。邪魔だァ…? そこまで言うンだ、このウサ晴らせるまで持つんだろうなァ…あぁ?! 殺り合おうぜぇッ!
GM:あら何かボスみたいな気配を感じるぞ? だが負けない! 「あの探偵のおっさんみたいにブチ殺してやんよ! ヒャッハー!」
キャス:……は?(冷えきった声で) それは詳しく聞きたいなぁ、根掘り葉掘り。オレ様も目元が悪魔らしく妖しく光るぜ。
叉貴斗:アタッカー二人を怒らせて…やれやれ、彼方くん。大丈夫だね?
彼方:あぁ、大丈夫だ。すまない。
GM:それでは初戦闘ですよ!
問題ないとは思いますが相手はレンフィールド相当のレッドデッド2体です。能力は弄ってません。


1ラウンド

GM:セットアッププロセスですね。ここで立ち位置の確認をします、彼方さんを囲むようにしてレッドデッド1と2。その奥に大悟さん、キャスさん、叉貴斗さんと言う感じです。宣言があるならどうぞ。
彼方:流石に魔獣化はしないぞ。待機。
叉貴斗:≪銀河司法官≫を使う。GM、何か執行人だと表す品物があってもいいだろうか?
GM:いいですよ、もちろん。
叉貴斗:ありがとう。ではスマホの形に擬態させていた通信機器を元の形態に戻し、銀河連邦のシンボルをホログラムで浮かび上がらせる。こちらは銀河連邦所属−地球ドミニオン担当、執行人凉在叉貴斗である。汝らレッドデッドを地球ドミニオンの生態系を乱す存在として断罪する! とレンフィールド2に使おう。
GM:「サツだ!なんでこんな所にサツが…!?」と銀河連邦を知っていたレンフィールド2のドッジが−2されてしまいました(しょんぼり)
キャス:オレ様は魔獣化しないでおく。とは言っても攻撃の手は緩めないけどな。
大悟:魔獣化する(きっぱり)
彼方:えっ?! まだアレナしてないんだが大悟さん!
大悟:知るか、俺様の仲間を可愛がってくれやがった奴等を目の前にして腹が煮えたくってンだ。ブチ殺す気満々。魔獣化すると服装はジャケットが闇と混じってコートみてぇに丈が長くなる。肌は青白くなって頭からは上に伸びた2本の角。ガタイも良くなったヴァンパイアよりは鬼に近い姿でガン飛ばす。
キャス:いいぞ、もっとやれ!
GM:こちらもセットアップでは何もせず、ですね。イニシアチブプロセス、彼方さんからですね。
彼方:≪アレナ展開≫をして終了する。大悟さん魔獣化しちゃったし、しておかないとマズイでしょ。
叉貴斗:次は僕だね、大人しく待機しよう。場合によってはアタッカーのどちらかをまた動かせばいいだろうし。
キャス:オレ様はレンフィールド1にシャドウウェイブ(コロコロ)15。
GM:ん、ドッジします!(コロコロ)11、無理!
叉貴斗:一応≪アタックアシスト≫をするぞ(コロコロ)ダメージに9点追加してくれ。
キャス:ありがとよ、じゃあダメージ出すぜ。(コロコロ)合わせて21点だ。
GM:グボァ! 蹴散らされました。
大悟:オレ様の番だな? レンフィールド2にエンゲージして殴るぞ。(コロコロ)13だ!
GM:ガードします、避けられる目がないので。
叉貴斗:よーし、≪テクニカルサポート≫しちゃうぞ(コロコロ)またダメージに9点追加してくれ。
大悟:おうよ(コロコロ)合計して47点だ!
GM:ゲフッ!? ガード値とアーマー値で減らしてもオーバーキルですね。はい、終了でーす。
「ゲェッ! なんだコイツら、強すぎる!」…このまま次のシーンに移りますね。何か宣言がある方はいます?
大悟:あ、俺様「エゴ:戦いたい」で罪が欲しいぞ。
GM:戦闘前での表現ですね。OKです、貰って下さい。
キャス:オレ様も戦闘前の表現で「エゴ:レッドデッドを潰す」の罪欲しいんだけど。
GM:いいですよ、貰って下さいな。


――シーン10
シーンプレイヤー>道常彼方

GM:では戦闘直後のシーンになります。メインプレイヤーは彼方さんですが、前のシーンで登場したPCは全員自動で登場してください。
彼方:(いっコロ)3、あ…第一変異して牙が生えた。ミハエルさんの絆を「エゴ:人間へのあこがれ」に変える。
大悟:(いっコロ)4だわ。俺様も第一変異だな。血の臭いと赤い翼が生える…じゃあ血の臭いが漂うことにするわ、あとミハエルの絆を「エゴ:暴れたい」に変更する。
キャス:(いっコロ)5か、やべぇガンガン行くな。タガが外れかけてんのかな。
叉貴斗:(いっコロ)また1か! まだ変異しない!
彼方:一番冷静ってことじゃないか?
叉貴斗:まぁ、立場的にも分かるんだが…! そろそろかと思ってポーズを考えてるのに!
キャス:やっぱりシリアスぶち壊しか!(笑)
GM:叉貴斗さんが一人悔しそうにしている中、始めたいと思います。「ひッ、ば、バケモノぉ!!」と突然声がします。
彼方:えっ!? そっちを見る。
GM:どうやら路地の入口で通行人が数人、呆然と立っているようです。
大悟:あ? あー…面倒くさそうにそっち見る。
叉貴斗:どんな連中だ?
GM:不良チックな若者達ですね。「ホントだ! ばっ、バケモノだ!」「こっち見たぞ、食う気だ!」
キャス:大悟の奴の見た目がな…(笑)
大悟:仕方ねぇよな、吸血鬼+鬼だから(笑)
GM:ここで全員、難易度10で堕落判定をお願いします。
彼方:(コロコロ)…あ、失敗した(笑)(コロコロ)人間性は7減った。
大悟:(コロコロ)12、問題ねぇ。チッ、アレナが切れたのか。
キャス:(コロコロ)13で問題なし。魔術を撃った所見られたかな、くらい。
叉貴斗:(コロコロ)16だ、全く気にしてない。僕らの中でも彼方くんは元のエゴから魔の側を知られたくない傾向にあったからな。いやぁ、出目が美味しいなぁ。
GM:失敗したのは彼方さんだけですか。ではバステの暴走もプレゼントしますね。
彼方:暴走…あ、魔獣化した(笑)
大悟:あ?!(笑)
彼方:多分一度こんな状況があって、それを思い出して不安定な後付けされた力に飲み込まれたってことで。「見るな…見るなァ…ッ!!」闇が全身を覆って炎が揺らめいているように纏い、周りを認識出来ずに今にも襲いかかろうと構えて周囲を伺う。
大悟:近くにいるのは俺様だが、来るか彼方…いや、天使さんよォ!
彼方:あ、そうしてくれるなら理性のない獣のような唸り声を上げながら大悟さんに伸ばした爪で攻撃を仕掛けるけど、すごく隙がある感じでいくわ。
大悟:なら彼方の攻撃を半身で避けた後、片手で彼方の首を掴みかかって舌打ちする。糞が! 情けねぇ…!
GM:一方その頃、という体でお願いしますね。路地の入口では「違うよ!」と若い女の子の声がします。例の如く彼方さんと叉貴斗さんは聞き覚えがありますが…彼方さんは反応出来ないかな。
叉貴斗:七海くんか。
彼方:じゃあ七海の声にピクリと反応する。な、なみ…。
GM:「バケモノなんかじゃないもの…! 彼方さん達があの変な人達から守ったから、あなた達は無事だったんだからそんなひどいこと言わないでよ!」
彼方:いや七海、俺何もしてない(笑) アレナしただけだから(笑)
大悟:しかも暴走してるしな(笑)
GM:「うわぁぁ殺されるー!」と怯えた通行人達は七海の言葉を聞く様子もなく慌てて逃げ出して行きます。七海は膨れた顔で通行人の背を睨んでいましたが…彼方さんの様子に急いで近付いていこうとしますよ。
キャス:流石にそれは止めるぞ。おい嬢ちゃん、今彼方に近付くな。あいつは我を忘れてやがるから。
GM/七海:「えっ! でも…ッ」今のキャスさんが近寄るとちょっと落ち着きそうだが(笑)
キャス:なら肩を抱き寄せて引き止めるか。もう少しだけ待ってな、彼方が戻ったら行かせてやるから(甘い声で)
GM/七海:「え、あ、はい…」流石に近くでイケメンに囁かれて恥ずかしくなったのか、七海も大人しくなりました。(笑)
叉貴斗:あれはただのナンパじゃないのか(笑)
大悟:いっそのこと、このままぶっ飛ばしていいか? 目を覚ませる為に。
彼方:むしろお願いします。
キャス:別にオレ様が行ってもいいけど?
叉貴斗:やめたまえ、君が行くと卑猥になる(笑)
キャス:夢喰みなんだから仕方ないだろ(笑)
大悟:首を掴んだまま、上に持ち上げるぞ。腑抜けてンじゃねぇ! くそったれが! とブン投げる。一応手加減はしたぞ。
彼方:そこは本能で抵抗はしてただろうけど、思い切り吹っ飛ばされた方向でいいよ。
GM:ではそれを見た七海が「きゃあ!」と驚いてから、足が彼方さんに向かおうとします。
キャス:止める。腕を掴んで、まだ駄目だと首を横に振るぞ。
GM:では七海は名残惜しそうにしながらも自らの意思で足を止めました。不安そうな眼差しで彼方さんを見ています。
彼方:ぐったりはしてるけど気は失ってない。全身を覆っていた闇は少しずつ消えていくよ。
大悟:その彼方を見ながら呟くように言うぞ。なァ、彼方ァ…てめぇよォ、正体を知られたくないって気持ちは分からねぇでもねぇよ。そりゃ俺様だって元は人間だ。少なからず傷付いた事だってある。だがな…目を反らす事が出来ねぇんだよ、俺様達の、力ってのは! それなら嫌ったとしても認めるしかねぇ、確かに天使のてめぇからすれば忌々しい力ばかりかもしれねぇがな。
GM:いやぁ、大悟さん熱いっすね!
叉貴斗:メンバーが見ていたら感動を呼びそうだな。
大悟:うるせぇぞ外野!(笑)
彼方:大悟さん、良い人だなぁ。ちょっとメンバーがついて行く理由が分かる気がする。
大悟:俺様は嫌う力を使いたくねぇから、俺様が守りてぇと思う奴等を守れるのなら、俺様は自分に宿ったこの力を誇る。・・・それによ、見ず知らずのヤツにムカつく事を言われて気にするンなら、こうやって姿晒しても心配してくれる相手の事を見てろよ。てめぇの力は元々守る為にあるンだろうが、糞ったれが。…と吐き捨てて元の姿に戻る。
彼方:吹っ飛ばされて驚いたまま聞いてたよ、それで身体をゆっくり起こす。大悟さん…俺…。
大悟:やっと目が覚めたか?
彼方:…はい。すいません、俺…。
キャス:もう平気そうだな。そっと七海の肩を押してやるか。
GM:合図をもらった七海は「彼方さん…大丈夫?」と心配そうに側にやってきますよ。
彼方:あぁ…大丈夫。目が覚めたよ、顔は痛いけど。魔獣化は解除して立ち上がる。ごめん大悟さん、ありがとう。
キャス:良い顔になったな? 口元切れてるぞ。ハンカチを貸してやる。
彼方:あ…ホントだ。ありがとう。と、そこで当たり前にいた七海に気付く(笑)。そういや七海…お前、何をしてるんだ? こんな危ないところで…!
叉貴斗:丁度良いタイミングで君は暴走したからね、ちぐはぐになっても仕方ない(笑)
GM/七海:「ご、ごめんなさい…勝手なことして」と肩を落としてから「たまたま買い物に出てた時に彼方さんを見掛けて…気になって…その…」
大悟:つまりはついて来たってことか?
GM/七海:「ち、違うもの。彼方さんの跡をつけたなんて…」としどろもどろ。
キャス:まぁ、結果つけちゃった…と。
叉貴斗:好奇心旺盛なのは良いが、気をつけたまえよ。七海くん。
GM/七海:「…はい、ごめんなさい」
彼方:でも、何もなくて良かった。…七海も見てたんだよな、その…さっきの。
GM/七海:「うん…見ちゃった」
彼方:なんか…ごめん、情けない姿見せて。
大悟:確かに大したモンだな。俺様の姿見てもビビらなかったみたいだしよ。
GM/七海:「あなた、彼方さんの友達…なんでしょう?」
大悟:友達…まぁ、似たようなモンだ。
叉貴斗:厳密には舎弟に見えなくもないが(笑)
キャス:完全に弟分だろ(笑)
GM/七海:「彼方さんを掴んで投げた時は驚いたけど、怖くないよ。彼方さんのことを思ってくれたんですよね?」
大悟:まぁ、な。
GM/七海:「だから怖くないよ。じゃあ、そろそろ暗くなっちゃうし・・・わたし、帰るね」と身を翻します。
彼方:じゃあ送る…。
大悟:(遮って)彼方の口を塞ぐ。
彼方:もごもご!?(笑)
大悟:あいつら、彼方を狙ってた。てめえが居たら逆に危ねぇンだよ。
彼方:ハッ、そうか…いやでも…!
GM:七海は「なに?」と不思議そうに振り返りますよ。
キャス:あー良い香りだな、オレ様が一番魔に近くなってきてるから、精気が吸いたくて一瞬舌舐めずりをして七海に近寄るぞ。ならオレ様が送ってや…。
叉貴斗:(遮って)キャスの頭に手刀を叩き落とすぞ。ヤバイ、あいつガチで狙っている!(笑)
キャス:ぐはっ…! いてぇ!
叉貴斗:全く、仕方のない連中だ。僕が送ろう、七海くん。
GM/七海:「でも凉在さん、この事件のこと調べてるんでしょ? 大丈夫ですよ、ちゃんと気をつけて人の多い道を通りますから」
叉貴斗:しかし、常識が通用しない相手だ。時間なら気にしなくてもいい。
GM/七海:「そう…ですか? じゃあお願いします」
叉貴斗:では僕は彼女と行ってくる。後で情報交換がしたいんだが。
大悟:なら俺様のアジトにすっか、そこに来い。
叉貴斗:分かった。七海くん、行こうか。
GM/七海:「はい。彼方くん、皆さんじゃあね」と一度手を振って大きな通りに叉貴斗さんと戻っていきました。
キャス:何も本気で殴らなくてもいいじゃねーかよ。
外の叉貴斗:僕が本気を出していたらブラスターガジェットで殴打している所だ(にっこり)
キャス:ちょっと吸うだけだったのにー。
大悟:よりによってヒロイン狙うンじゃねぇよ(笑)
キャス:そんな訳で「エゴ:精気が吸いたい」で罪下さい。
GM:身体を張りますな(笑) どうぞ、罪を獲得して下さい。あとやりたい方はいますか?
大悟:俺様は七海に絆を取る、興味でな。
彼方:俺は特にないかな。キャス:同じく。
外の叉貴斗:こちらもない。
GM:分かりました。ではシーンを切りますね。


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