‖白鳥異伝 ・福武書店(絶版) ・徳間書店…2700円(税込) ・ノベルズ版上下巻…各926円(税込) イラスト/佐竹美保氏 ・徳間文庫上下巻…各679円(税込) ※電子書籍も併せて販売中※ 〜勾玉3部作セットの箱入りケース付きで販売もされています(勿論買いました・笑)。 箱入りセット定価6912円。〜 *双子のように育った遠子と小倶那。だが、小倶那は「大蛇の剣」の主となり、勾玉を守る遠子の郷を滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ」と大巫女の託宣に、遠子は彼を倒すため、勾玉を連ねた「死」の首飾りを求めて旅立つが…? ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジー。シリーズ第二作。 〜・〜・〜 「空色勾玉」を読んだ後直ぐに図書館の先生に残りの二作品を取り入れて頂きました(今でもメールのやり取り等々しています)。 かの有名なヤマトタケルをモチーフとした作品でこちらもスケールの大きさに感動しました。読みごたえたっぷりでした。 遠子の一途さに泣けました。小倶那への気持ちに気づいていても気づかない振りをする所が痛々しかったです。 緑の勾玉の持ち主菅流が大好きですv男らしくて女たらしで(笑)優しくて…v象子とその後どうなったか楽しみですねv 影の皇子・宿禰も悲痛な宿命を背負っていて切ないです。 一番切ないのは大碓皇子と明姫のカップルですね。明姫の最後の覚悟は橘の姫としての強さと健気さが心打たれます。遠子のお母さんも遠子も象子も芯が強くて真っ直ぐでとても強い憧れる女性陣です。 2016年1月更新。 [*前] [次#] |