オマケとキョウちゃん再録について
キョウちゃん再録は現代〜黒曜(現代半分削除済)+書き下ろし約15P
間のエピソード等の書き足しなど。一部、普通のヒバツナ?のような話がありますw
オマケ本。拍手再録の☆でリンクされているシリーズ。
十万打企画時の一本を足し、書き下ろしが7P
約10年後――正しくは9年と10ヶ月後へと飛ばされた綱吉は流れに流されるまま、殺されかけたり、アジトへ連行されたりしていた。
地下アジトの応接室に座っているリボーンを見つけて、生きていたのか! と駆け寄った。
「リ…リボー……」
「抱きしめて〜v こっちよ!!」
後ろから襲ってきたリボーンに蹴り倒されたかと思えば、ドンッと横から抱き着かれた。
「何す……うぇ!?」
ふわふわとした自身の髪とよく似た髪の毛。
肩よりも伸ばしたそれがゆらゆらと綱吉をくすぐる。
「ま……まさか…………」
「お父さんのバカ!」
その言葉で誰なのか、綱吉にはしっかりとわかった。
「ル…ルナ……」
「バカ! バカバカ! なんであたしに何も言わなかったの!?」
何勝手にやっちゃってたのよ!
振り返ったことにより腹部へと顔を埋めた彼女の頭を見下ろす。そして、抱き着かれた腹部に温かく濡れた感触が広がる。
(な…いて……?)
そうだ。まだこの子は10歳。
小学校に通っているとしたら、まだ4年生でしか無いのだ。それが父の死に全てを滅ぼそうとしている敵対組織という脅威、母の不在までも重なっているのだ。
不安で仕方ないことだろう。
から始まる書き下ろし。
例によって例のごとく改行多めにしてあります。
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