華やかなる世界
派閥がひしめく
小さな世界に
破いたノートを投げ込んだ
引き裂く手がひりつくのも構わず
視線が飛び交う
嘲笑を含ませ
その中心に立ち尽くす
孤独の人に何が言えただろう
慰めも称賛も同意も
他人にがんじがらめなままで
目まぐるしく回る世界は
小さく儚くて
少し目障りね
目まぐるしく変わる世界は
汚く残酷で
とても華やかね
今日も今日とてそう言えないまま
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