すずめと烏
うららかな昼下がり
くたびれた体
風にさらした足は冷えて
すこし羽を竦ませた
降り立った地上の
土の温もりが
じんわりとほどく強張りと
思い出す胃の切なさ
つつく地面
傍らに立つあなたとは
今日でいったい何回目?
匿われるのも
脅かしあうのも
息をするよりも
歌うよりも
かんたんで楽しかったから
空の青とあなたの黒とが
溶けあわず 絡みあわずに
眩さに痛みそうな目に
優しく映る
錆びた鉄の群れと木々とに
留まりあい 千々に散っては
夜の色をまだ探してる
若葉が染まっても
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