おにいちゃんとぼく



近所の危ないお兄さん狛枝×小学校低学年なえぎ







ぐじゅぐじゅぐじゅ。真っ赤に腫れ上がったおちんちんが画面いっぱいに映る。
小さいくせいに自己主張するそれを僕は目を逸らし見ないようにしていたのだけど、狛枝くんが僕の頭をぽんと撫でながら耳元で囁いた。

「苗木くん、しっかり見なきゃ」
「い、いや…」
「これはお勉強だよ?将来必要な知識なんだ。ほら、見てごらん」

優しげな声で言うものだから僕は仕方なく逸らしていた目を戻す。
この前狛枝くんにおちんちんについて教えて貰った時の映像が絶えず流れており、今はパンパンに膨れ上がったおちんちんの構造を狛枝くんの綺麗な指先が説明をしている。

『苗木くん。ここはね亀頭って言うんだよ。亀みたいな形してるよね』
『っひ、は、ううう、かめ、しゃ、ん…』
『そう、亀さんだ。苗木くんは元気な亀さんを飼っているね』

すりすりと亀頭と呼ばれた場所を何度も往復するその指先に画面の向こうで僕は小さく震えている。
ぷっつりと液体の粒が湧き出ているのを狛枝くんは指先に絡め、優しくなで上げたりつついたりしてその度に内股はビクリと震えていた。
それを見て僕もあの時のことを思い出してしまい、おちんちんが痛くなってくる。ずき、ずき、ずく、ずく。
きゅううんと切なくなってしまうようなぶわりと熱くなってしまうような、とても不思議な感覚。

『で、このくびれは亀頭冠って言うんだ。カリとも呼ばれるね』
『ひゃはあんッ!』
『ここには快感を感じる神経が集まっていてね、ほら、気持ちいいでしょ?』
『やううッ、っひ、は、うにッ、ひう!』

おちんちんのくびれを綺麗な指先で何度も引っ掻く狛枝くんの顔は真面目な顔そのもの。ふざけたことを教えている顔でもない。
だからこそ僕は狛枝くんの“授業”を抵抗することなく受けたのだ。狛枝くんはいつだって僕のことを思ってやってくれている。
僕よりいっぱい物知りで僕よりいっぱい大人で僕よりいっぱいカッコイイ。そんな彼が教えるんだから良いことに決まっている。
はふはふと荒い呼吸で快楽を享受する僕はぎゅうと狛枝くんの袖を握っていやらしく腰を振っていた。まるでもっともっとと強請るかのように。

「ッ、ふ、んあうッ」

気持ちよさそう。僕はそっとズボンの上からおちんちんを擦ってみた。そしたら背中にぞくぞくぞく!てした変なのがキて、じわりとパンツが濡れるのを感じた。声でちゃう。

「ふふ、いいよ。好きなだけ触って」

そんな僕に狛枝くんは叱ることもなく後ろから僕の足を掴んでがばりと大きく開かせるだけであった。
そのせいでズボンに僕のおちんちんが食い込んでパンパンに膨れ上がった形が浮き出てしまって恥ずかしくて顔を真っ赤にさせた。

「や、やだ狛枝くん!」
「あ、苗木くん見て。苗木くんの好きなところ触るよ」
「え…」

恥ずかしくてたまらなかったけど狛枝くんが画面を指差したので僕もそっちをつい見てしまう。
なんだろう、見ればそこには散々おちんちんを弄られて涙を零す僕の姿。赤くなった頬に大粒の涙がぼろぼろと流れ震える声で「ひ、ん、は」と快感をやり過ごしている。
後ろにいる狛枝くんはにこり、とカメラに向かって微笑んだかと思うとおちんちんをつううと人差指でなぞっていき、そしてたどり着いた先は、僕の苦手なところ。

『苗木くんが一番好きなところの名前は分かるかな?』
『好きな、ところ…?』
『うん。苗木くんの亀さんが、一番大好きなところ』

その言葉と共にトン、と指先が跳ねる。僕はそこに触れられた途端甲高い声で喘いだ。

『ひふああッン!』
「んああ、あッ!」

僕もついズボンの上からそこに指先をたててしまった。途端に画面の僕と同じく喘いでしまえば、狛枝くんが背後で笑う。画面の向こうの狛枝くんも笑う。

『ここは尿道っていうんだよ』
『ふあっあっら、めえ!そこ、やうううッ』
『普段はおしっこが出るところだね。同時に精液が出るところなんだ』
『にゃッ、ううッ、せえ、っき?』
『あぁ、精液っていうのはね苗木くんが大好きな白いねばねばした液体のことさ』

ぐりぐりぐりぐり。爪先でえぐるかのように小さな亀さんの穴をほじられ僕はとてつもない快感に宙を手で掻く。
しかしすぐに狛枝くんに絡め取られ身動きできない状況にさせられ、どぶどぶと液を垂れ流すおちんちんを指先で弄ぶのであった。
画面の狛枝くんはとても楽しそうで息荒く、興奮しているようであった。僕もその映像を見てすごい興奮してしまっている。
ズボンに浮き上がったおちんちんを何度もなで上げ擦り上げて尿道と呼ばれた場所を僕なりに弄ってみた。腰がびくびくしちゃう。

「あ、あう、ッう、ひゃあッひい、んむぅ」
「苗木くん、尿道好きだよね」
「う、ん…すき!す、すきい!」

こくこくと必死に頷きこの気持ちを伝えると背後で狛枝くんの吐息が耳元にふりかかる。
熱くて湿気を帯びた吐息になおさらぞくりとしたものを感じ掴まれた足でもがいたが狛枝くんの力はとても強く離れることはなかった。

『っも、もう、きちゃっ、やううう!も、きちゃっ…』
『イっちゃいそう?ならちゃんと言わなきゃ。この可愛いお口で言ってごらん。おちんちんから精液出ちゃう、て』
『あうッんんあ!あ、い、お、ちんちッ、からっひん!せえ、えき、んあうッでちゃ、うぅ!』
『ハァ…可愛い…うん、イっちゃおっか』

僕の言葉を聞いて嬉しそうに目を細め、つうと涎を垂らしたかと思うと、狛枝くんはなおさら尿道をぐぼぐぼとほじくり出した。
テンポを刻むかのように何度も何度も人差し指でなぞり上げるその指を見て僕も同じように指先を動かす。
片方の手はズボンの上からおちんちんの幹の部分を何度も往復させ精液を搾り出すかのようにぐいぐいと引っ張った。
自然に甲高い声も漏れ出し狛枝くんの胸に倒れこむようにして快感で震えていれば、画面の向こうの僕もぶるぶると快感で震える。


あぁもうじき精液出しちゃうんだなあ。ぼんやりと考えながら自身の限界も近いことを知る。


『っひいいん!あうっうあっ…ら、やらあ!さき、っぽ、やらあ!』
『可愛いなあ…ほんと、閉じ込めておきたいなあ…』
『あううう!…、っひ、いい!んにゅう!ッあうう!』
『…苗木くん、家の子になればいいのに』

まるで懇願するかのような目で狛枝くんは僕に向かってそう言ったあと、はむりと耳朶を甘噛みして尿道の中に爪を食い込ませる。
そのせいで痛みと快感が倍増して目を軽くひん剥きながら僕は口を開け叫びに近い甲高い声をあげた。ぞくぞくぞく、と腰の震えが止まらぬまま。


『――――ッあああああんんんん!!』


びゅるびゅるびゅるびゅる!と白い液体をおちんちんから飛ばす自分の姿を見てこっちも同じようにおちんちんが熱くなっていく。
そして何かが出てくる感触に背中を逸らし涎が口元に伝うのを感じながら甲高い声を出してしまった。


「――――ッひあ、ああ、ふやうううッ!!」


掴まれている足の指先を丸めおちんちんから白い液体が画面に向かって飛ばす僕。
涙で滲む視界で僕と同じようイった余韻に浸る姿が目に入り、はふはふと呼吸を整えようと必死になっていれば狛枝くんがよしよしと頭を撫でてくれた。
ふわふわと優しげな手つきにとても嬉しくなり上を向いてはにかめば、愛おしそうなものを見るかのような目とかち合う。
耳元に赤味を帯びた狛枝くんの目はとても興奮しているようで僕の髪の毛にはむりと噛み付いてきた。

「あああ…ほんと、可愛いなぁっ…!」

もふもふもふ。髪の毛を口や指先で弄りながら満足そうに笑う狛枝くんをぼうと眺めながら僕はびちょびちょになったズボンの嫌な感触に顔を歪めた。
ズボンの上からイっちゃった…パンツの中ぐしょぐしょして気持ち悪い。
そんなことを考えていれば狛枝くんは気付いたようで「あとで洗濯してあげるね」と言ってくれた。その言葉にほっとする。
それならお母さんに何か言われることもないだろうし、ただでさえ狛枝くんには会っちゃだめって言われてるからバレて怒られることもないだろう。
母との約束を破った僕は安心しながら狛枝くんの胸元に擦り寄りながら口元を緩め呟いた。お母さん、ごめんね。



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