あぁぁぁああ!!!
やってしまった!

かくかくしかじかでベルがうちに来てしまったぁぁあああ!!!

なぁにが


『だって俺、王子だもん』


だぁぁぁああああ!!

いや確かにね!確かに言ったけども!学校あるからもう帰るねって!そりゃ帰りもするさ!だってもう2日も学校お休みしてるからね!どんなにがんばっても2日が学生としてズル休みの限界だよ!


ーヒュン


『…ぅわほぃっ! いきなり何てもん投げつけて来てんのっ!』


「ねぇ、ねーちゃん。何王子のことムシってんの?
ちょっと避けれるからって油断してっとすぐ殺るから。」


『いやいやいやいやいや。油断なんてしてないけどね?名前ちゃんギリギリをいきてるからね!?常に紐なしバンジーで生きてっから!』


「ふざけんなしっ!今だって俺のナイフ、余裕でよけてんじゃねーかっ!」


そうなのだ。こうして喋っている間も王子殿は休息というものをお与え下さらない。
絶えず新しいキズを我が家へ刻み込んでいる。(敷金はこれで消えた……)


「しししっ!ねーちゃんの制服みっけ!これ破いたらねーちゃん学校行けねーんだろ?」


『あ"ああぁあ"!!!
ちょっとベル?やっていいこととわるいことがあるでしょ?もうイイ年してんねんから、やっていいことと悪いことが分かれよ!』


「ししっ!しらねっ!だって俺、おu...」


『あーはいはいはい。王子殿でしたねーそうでした。だからこれは没収。』


「あーーっっ!取んなし!それ王子のお気に入りのナイフなんだぜ!」


『うるさい知らない人の敷金を持ってったやつの言うことなんてあたしの知ったことじゃない。』


「ふざけんなしっ!ー……っと。」


『10連はないよ?ナイフ投げといて、暗殺者として、いや人として。いやいやまてまて。そもそもナイフ投げてる時点で人としてアウトだよね?てかベルよくこんなマイナーな攻撃方法使おうと思ったよね、ある意味すごいわ。』


「その辺のやつらと同じ戦い方してたら俺が王子だってわかんねーだろ?」


『……なんなのその理由。どこ迄いっても王子なんだね君は。』











(おかしいな………ねーちゃんて。。。。
見た目中学生のはずなのにベルにねーちゃんて、、、、、
本来の年齢もヴァリアー感じ取れんの!?
恐っ(゜∀゜;ノ)ノ)




 

mokuji



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