どうしようか。


いや、真面目に。



なにを思ってかは知らないけれど、あの日を境にどうやら私は雲雀恭弥に追いかけられている。


まぁ、逃げるの性に合わないが、致し方ない。

しかし、そろそろ限界だ。
何か解決策はないのか…




「ちゃおっす。久しぶりだな。」

『ん?あぁ、あの僕か。久しぶりやなぁ。元気にしとったか?』


急に声をかけてみたが全くもって動じない。その事にリボーンは少なからず驚いたが、その程度の感情が表に出るほどガキでもない。

とまぁ、こんな感じで考えてんだろうなあ〜。


「お前、読心術でも心得てやんのか?」

『それはお互い様。ま、そんなに気張らず仲良くしていこうか。』

「ふっ、なかなか面白ぇじゃねぇか。おい、お前。名前…とか言ったか。どうだ。うちのファミリーに入らねぇか?」


『えぇ〜。めんどくさいわぁ。そーゆー組織的なやつ。』

「ちなみに、お前に拒否権はねぇぞ。」



うーん…
まさか、直々にファミリーへのお誘いがあるとは…
でもな…正直言うと、並盛のボンゴレは大したことしてないと言うか、してると言うか…

そろそろヴァリアーの方も視察しときたい時期だったりするからなー


『その返事、ちょいと待ってもらわれへんかな?大事なことやし。あと、何を根拠に拒否権を奪えるんでっしゃろ。』


「中々やるな。」

『中々やるなもなにも、当たり前やろ……。』






(益々ファミリーに入れたくなったな。)






★報告★
赤ちゃんから直々に勧誘いただきましたー!現世は物騒だというのに緊張感ないのかなー?とりあえず勧誘は保留って返事をしときました!
あとこちらに書類回さないでください!忙しいです!鬼かー!、、、、、鬼でしたね。うん。



「あれはただの馬鹿ですね。何が報告ですか。日記じゃないですか。あと自問自答する暇があるなら働いてください。」

「今日はえらいツッ込むねー。」

「お前も仕事しやがれ。だるま野郎」





 

mokuji



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