番外編 質問:さん付けの定理
※会話文です。
「」→リタ
ア「」→アルティナ
カ「」→カレン
Q.「さん」付けの基準はなんですか?
「えっ、基準? うーん……初対面の人とか尊敬できる人……あ、あと近寄り難い人とか……かな?」
カ「尊敬出来る人……ルイーダさんやレナさん達かしら?」
「うん。リッカの宿屋って、みんな個性的で何だかカッコイイよね」
ア「それ褒めてんのか?」
「当たり前!」
ア「…………(まぁいいか)。で、近寄り難いってのはベクセリアの頭でっかちのことか?」
「頭でっかち……ルーフィンさんのことね……」
カ「あんな無礼な方、リタが『さん』付けする必要ありませんわ……!」
「え、じゃあ何て呼ぶの?」
カ「ド畜生ルーフィン」
「ええぇぇカレンさん!?」
カ「冗談ですわ」
ア「お前が言うと冗談に聞こえない……」
カ「私だって冗談の一つや二つ言うことくらいありますわよ」
ア「なるほど、ところで今リタがコイツ(カレン)を『さん』付けしたのは
@初対面(カレンの新しい面の発見的な意味で)
A尊敬出来る
B近寄り難い
のどれだ?」
「……ぜ、全部……かなぁ」
ア「全部は却下」
「えぇぇ何で?!」
ア「答えになってないから」
「うぅっ……」
ア「……じゃあB番ということで」
「よりによってB番?! ていうかそれは違うーー!!」
カ(……絶対楽しんでますわね、この男……)
(終)
―――――
カレン嬢、君は本当に僧侶なのか……(笑)
拍手ありがとうございました!
[ back ]