「さあらか」
「お、風間さん。おはよーです」
「日本語は正しく使え。太刀川みたいになるぞ」
「それはやだ……おはようございまーっす」
「よし」
「風間さんどこいくの?」
「ランク戦室だ」
「珍しい」
「お前はどこへ行くんだ?」
「ランク戦室です。公平迎えにいくの」
「暇なら相手をしてやろうか」
「!!ほんと!?」
「ああ」
「低速散弾か」
「そーです。三雲君のパクってみました!」
「悪くはないが、自分の持ち味を奪っているのではな」
「……付け焼き刃ではダメでしたか。じゃぁ、動きます」
「それでいい」
「おい!おい!なんで俺とは戦ってくんねーのに!さあらと戦ってんだよ!風間さん!」
「うるさいぞ、太刀川」
「だって!ずりーだろ。さあらだけ!」
「しょうがないだろう。さあらは可愛い。お前は可愛くない」
「やっぱずりぃだろ!」
「んー、慶さん女装でもしてみたら?」
「……なるほど。技術部いってくるわ」
「いってらっしゃーい」
28(風間さん)
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