「あ、もしもしさあらー?」

「なに?宇佐美か」
「あれ、いずみん?さあらは?」
「寝てる」
「まじかー」
「多分しばらく起きねーぞ」
「じゃぁまた今度電話するよ」
「なんか用事あんなら、伝えとくぜ」
「あ、じゃぁ今度の土曜、暇なら遊ぼうっていっといてくれる?」
「おー」

「うちの新人にも紹介したいし!」
「新人ってこないだから噂になってるアタッカーか?」
「お!ご存知だった?」
「割とイケメンだって噂になってたしな」
「そうそう、なんかしゅっとしたイケメン君だね」
「じゃぁ土曜は用事あるから無理」
「ぶ、相変わらずだねぇいずみん」
「うるせー、イケメンの知り合いなんて作らせねーっつの」
「わかったわかった、紹介は諦めるから土曜日ね!」
「おー。言っとくわ」
「よろしく!」


「んー……でんわ?」
「おーなんでもねーよ、まだ眠いんだろ、寝とけ」
「うん……公平もねよ?」
「ハイハイ」

17(出水さん)


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