業君と授業中 
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泣き出して仕舞った君に、俺は悶えてた。
だって本当に汐らしくポタポタ涙流すんだもん。
マジで可愛くてさ、仕方ないんだよ。
不細工だなんて嘘だって。
そう言うと伏せていた顔を若干上げたけれど、それも束の間で、君は俺に何か小さな声で言い付けて教室から飛び出して行ったんだよね。


赤羽君には知られたくなかったのに。




「…で、あるからして反応式が------」




昼休みも終わった午後からの授業中。
この学校の奴等は皆猫被りだから、皆が皆、内申点にも注意を払い、至って真面目に授業を受ける。
くっだらない。


俺は楽しかった。
つか、現在進行形で愉快だ。
くっ付けた机の真横、君はさっきから必死でスカートを押さえてシャーペンを握る手はには相当な力がこもっているみたいだ。

もう、ヌルヌル。
君のスカートの中に俺は手を突っ込んだままでしれっと授業を受けている。
あ、指入っちゃった。


「っーーーーー!?」


「xxx」


シャーペンを離した手で口元を覆う。
俺の指はスカートの中のパンティーの中でゆるゆると蠢いているから、君は気が気じゃないだろう。
ニュルニュルと指に絡まって来たえっちな液体は、俺の指の滑りを良くして仕舞った。



前屈みになる君の身体にそっと自分を寄せると、耳元で小さな小さな声で囁いて行く。


ねぇ、すっごいね。
マジでヌルヌルしてる。
えっちだねぇ、xxxのまんこ。
俺の指を咥えたくて疼いてんじゃん。
あ、ホラ、理科の篠澤が気付いたんじゃね?
xxxのぐちゃぐちゃなまんこ、にさ。


クスクス、クスクス。
声にしない声で俺は笑う。
君はビクビク身体を震わせて、必死に俺の指を拒むけど、力が入った太股でがっちり俺の手を挟み込んでいる。
君だって気持ち良いから満更でもないよな。


くにゅ、ん!


あ、挿入れちゃった、指。
キュンっと締まったまんこの入り口付近に一本の中指。
浅いトコが大好きな君に、この刺激が耐えられるのかな。
クニュクニュさせて、俺の耳に届く水音。
くちゅ、クチュくちゅ、クチュ…。


「xxx、」


「っ、はな………し掛けない、で…下さい…」


あー可愛い。
マジで可愛くてイイ感じ。
でも、恥ずかしくて恥ずかしくて今にも泣き出しそぅな君にキスしたくなった俺は如何すれば良いかな。


うん、しちゃえ。


「xxx」


ちゅっ------。


必死な口唇に触れるだけのキス。
駄目だよ、xxx。
ちゃんと脚に力入れてなくちゃ。


俺の中指、まんこに全部挿入っちゃったじゃん。


見開かれた瞳一杯に俺が映る。
そして机に額を付けなければならない位に屈み込んで、ぎゅぅっと太股に力を込めるが意味なんてない。
だって、既に俺の指はまんこの中だからね。


ぐちゅ、ぐちゅ、グチュ、グチュ。
音が既に立っていて、君は俺の腕を掴んで必死も必死。
首を振り、ビクビク震えると一段ときつく身体が強張った。



イっちゃった?xxx。
涙、滲んでるよ。



ゆっくり指を引き抜くと、それさえも敏感に感じ取ったみたいだ。
ビクンって身体が跳ねて、荒い呼吸を必死で整える君。
はぁ、はぁ、って自分の指を口唇に押しあてながらって…また誘うつもりな訳?


うっわ!見て、xxx。
ネチョネチョしてる。
これ、xxxのまんこからのだよ。
糸引いてるじゃん。


「授業、中…でしたのに…業君…」


「うん。だから、さ」


俺は手を上げて、センセー、と声を掛ける。
君は咄嗟に俺を見たけれど、涙目は止まらない。
可愛いなぁ、ホント。


「***さんが具合悪いそうなんで、保健室に連れて行って来まーす」


ガタン、と椅子を引き、君の腕を掴む。
教師が君の体調自体を窺おうと視線を向けようと振り向くが、それより早く君を連れ出して仕舞おう。
足下及ばない君はフラフラで、俺に引き摺って行かれる。


さぁ、連れ出した後は保健室なんて行かずに人気のない場所でイチャつこうか。
ね、xxx。



Fin…xxx
2013/10/23:UP



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