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パサッ…と小さく乾いた音がした。
ミケが帽子を取ったのだ。
なんの躊躇いもなく。
あれほど人前で取らなかった帽子を。
視線は当然、ミケの頭に注目する。
注目…したのだがー…。




カエン)「へ、へびーーっ!?」

カイ)「ギャァーーッ!!」


悲鳴を上げるしかなかった。
へびだ、蛇。
毒々しい蛇が頭の上に乗っかっていた。
乗せているミケも平然としている。
普通に恐い。




見てはいけないものを見てしまった…。
ここに居てはいけない…。


ミケ)「あははは… 驚いた? これねー…」


足は勝手に動いていた。


ミケ)「銃火器特攻隊の娯楽アイテム!! 隠しボタンを押すと大きく膨らむ玩具だよ 二人共、好き勝手に俺の噂話をしているからさ、少し驚かせようと思ってね どう? 驚い…」




ミケ)「…あれっ? 二人は?」

ナティア)「一目散に逃げてった」






>>秋空鈴音のひとこと


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