年下彼氏×躾
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嶺二の学生時代のお話。勝手な妄想ですがお付き合いくださいませ。

夢主が早乙女学園教師です。
龍也と同期で嶺二のクラス担任






「おっはようございまぁっす!レイちゃん参上っ!!」


早乙女学園のきれいでまっすぐな廊下をバタバタ盛大に音を立て、教室に滑り込み完全アウトで入ってきて、ピシっとポーズを決めてみたのはちょっとでもアイドルっぽさを出す演出らしい。


「寿ぃ〜アンタまたバッチリ遅刻しといて清々しく登場しないの!」



「も〜現役の超アイドルなんだから〜そんなに怒らないでよっ、センセ♪」




はぁ…頭痛がする…。

嶺二は確かに見た目美男子。中身は明るく人懐っこくて、愛されキャラだ。
けれど、さすがにこう毎回遅刻されてはプライベートがよろしくないとか、ちゃんと躾けろとか龍也に小煩く言われるのはごめんだった。





「先生ちゃ〜ん??どしたの?大丈夫?」


「誰のせいだコラ」





寿嶺二…問題児。

そして、私の大好きで仕方ない恋人。





公私混同はダメだし、ただでさえ恋愛禁止の学園で、仮にも教師と生徒の関係だなんて社長が知ったら…恐ろしすぎです。



「ごめんてば〜」




私の苦労、知らないだろ…と思うくらい軽い謝罪についついイラッとしてしまった。「放課後、居残りね♪」と、がっつりアイドルスマイルで返してやると、教室中が現役アイドルスマイルに歓喜の声があがっていた。



「失礼しまぁっす!!寿嶺二、居残りに参〜上〜・・・て、あれれれれ…」


「何だよ、また遅刻か。名前も大変だなぁ、この問題児。頑張れよ!」


「龍也ありがとう。あれ、寿。もう来てたの?偉いじゃない、ちゃんと言い付け守ったのね。」




放課後、嶺二の到着が早く驚いていた私を何だか不機嫌そうに見つめていた嶺二。

仕事の件で打ち合わせしていた龍也にお礼を言って、嶺二を準備室に通す。



招き入れると、後ろでガチャリと鍵の閉める音が聞こえて振り返ると、嶺二が頬を膨らましていた。




「な、何…」


よくわからないけど、どうして怒っているのか理由が知りたかった。だけど、無言のまま、ジリジリと壁際に追いやられる。


いつも明るく愛嬌たっぷりの嶺二が無言なのって、本当に威力がある…

二人の距離が縮まって、キスされそうなくらい…ギュっと目を瞑ると嶺二の唇は私の唇には触れず、耳元へ近づいた。




「名前・・・」


「ちょっと!!ダメだよ、ここ学校!!も、寿ってば!!」


「僕ちん名前呼ばれたいなぁ。ね?」



いつもの明るいだけの笑顔じゃない、男の顔。肩口に頬を預けて猫のようにゴロゴロ甘えてくる嶺二にドキドキしている私がいた。


「何甘えてるのバカ。ふざけてると…いい加減怒るよ」


「ふざけてないし〜いつも本気で名前が好きなんだけど。…だからすぐ嫉妬しちゃうんです〜嶺ちゃんまだまだお子ちゃまだかんね!!ふんっだ!」


「へ??嫉妬…?」



嶺二が誰に嫉妬???まったく訳がわからず嶺二を見上げると、ふわりと私の髪の毛を撫でた。



「龍也先生がさっき名前の髪の毛触ってた。顔も近かった。」


「あれは、私が頭痛くて薬もらったんだけどスッキリしなくて…そしたら龍也が心配してくれてたの。ただそれだけ…仕事の話してたんだから。」


「でーもっ自覚が足りなぁい。僕ちんの大切な彼女なんだからね!!他の男と距離が近かったらチョー心配なのっ!!」


そう…朝から嶺二の遅刻で頭痛がするのかと思っていたけれど、どうやら天気が悪くて偏頭痛だった。額を抑えて悶えていた姿を見た龍也が呆れて薬をくれたのだった。

だけど、距離が近いだなんて、まったく考えていなかった。嶺二が嫉妬してくれていることが嬉しくて、背伸びをしてギュッと嶺二を抱きしめた。


「ありがとう。ごめんね、嶺二」







「…おい、コラ、嶺二。どさくさに紛れて乳揉まないでくれる…?」



折角キュンってしていたのに、いつの間にか嶺二の大きな手は私の膨らみを優しく包み込んでいた。



「あーやっぱりばれちゃった?で〜もっ、僕ちんもう無理かも」


「あ、んん…」



優しい手つきでいたと思ったら急に力が込められてピクリと反応してしまった。
それを嶺二は見逃さなかった。


「名前も我慢できないよね?」


「誰のせい・・・」





息の上がってきた二人は抱きしめあって、私はテーブルに座る形になった。嶺二は足にキスを落としながらストッキングと下着を下ろす。その度軽い電気が走ったみたいにピリリと感じる刺激が好きだった。嶺二は私の膝を割って入ると、太ももの内側をなぞりながら、舌も同時に這わせた。



「あ、あぁぁ…はぅ…や、恥ずかしい…」


「ん…チョー可愛いよ。こんなに溢れちゃって、テーブル汚しちゃってるぞ〜♪」


私の羞恥を煽るようにニヤリと笑って喋る嶺二。
刺激で大きくなった突起の回りを舌で舐めまわしたあと、舌を伸ばして蕾から溢れる愛液をすくわれる。
もう座っているのも辛かった。
だけど、嶺二の動きは止まらず、突起を軽くなめては徐々に舌を上下に動かし、私は嶺二の甘い刺激にどんどん浸食されていった。





「も〜そろそろいいかなぁ♪」


嶺二の唇は私の愛液で艶を増して、何ともエロチックだ。それをペロリと舐めとり、制服のベルトへ手をかけていた。

均整のとれたその身体をうっとり眺めていると、ニコッと笑って私に覆いかぶさる嶺二。
すでに主張し反り返ったものを擦り付けて、とても気持ちよさそうな顔をしていた。
私もそれを受け入れて、蕾へ誘うと、何とも言えない圧迫感と刺激にピクリと大きく背中がしなる。



「嶺二…まだ動かしたら…ダメだよ」


「だぁめ…気持ちいーんでしょ?我慢しちゃダメ…いっぱいそのエロくて可愛い顔見たい」



一気に押し寄せる快楽に耐える自身がなかったけれど、お願いは嶺二にすぐに却下され、額や瞼、頬と順々にキスされる。下ではガツガツと求められているけれど、その優しくて甘いキスにどうにかなってしまいそうだった。


「ひぁあっ、ん…あ…ぁあ!!」



「可愛い…僕ちんだけの…ものなんだからね!」




「うん…嶺二だけ、」




二人で同時に果てたあと、手をつないでしばらくテーブルの上に突っ伏していた。

少し落ち着いた後、身なりを整えていると、下着がない…



「嶺二、パンツ返しなさいよ」


「何の話し〜?嶺ちゃんぜーんぜんわかりましぇーん」


「子供じゃないんだからね!!」



さっきまで愛を語り合い、確かめあってしっとりとしていたのに、何とも幼稚な恋人に苛立つのは大人気がないのだろうか…



「嶺ちゃんまだ10代のお子ちゃまだから〜☆これ、返してほしかったら今夜寮の部屋に来てよ♪待ってるね、センセ♪」


恋人の下着をくるくる指で回しながら楽しそうに準備室を出ていく嶺二。


大人気ない…大人気ないから怒っちゃだめ…



「コラァアアアアアアアアアアア!!!!嶺二〜〜〜〜!!!」




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