7月7日はなんの日だ!?
「ってことでぇ〜……
真ちゃん、おたんじょーびおめでとー!!!」
パンパンパーンッッ!!!!!
暗闇の部室。
彼―緑間真太郎―が入ってくると共に、突然のクラッカーの弾ける音と、きらびやかな装飾をされた部室内が、電灯によって照らされた。
「な、なにをしているのだよ!?」
「おめでとう、真太郎くん!」
「なっ、#名字#!?どうしてここに…///」
「俺が呼んだんだよ〜人数多い方が楽しいっしょ?」
「ごめんね?高尾くんに誘われたんだけど…迷惑だった……?」
「い、いや……だ、大丈夫なのだよ。迷惑ではない。逆に……」
「逆に…??」
「な、何でもないのだよ!!」
突然、緑間が密かに思いを寄せる彼女―#名字##名前#の登場に、顔を赤に染めながら、慌てる緑間。
「ムフフ〜照れなくても良いんだぜ、真ちゃん☆」
「だ、だまれ高尾!!」
「まーまー、落ち着いてよ真ちゃん♪」
「そうだぞ、緑間。たまには良いじゃないか。」
「はっ、ざまぁみろ。」
「緑間くん、改めて……」
「「「お誕生日、おめでとう!!!」」」
「あ、ありがとう、ございます……///」
* * * * * * * * * * *
『おめでとう、緑間。』
『おめでとうッス、緑間っち〜!』
『おめでとうございます、緑間くん。』
『おめでとーミドチン。はい、お菓子〜』
『んあー?あー誕生日か。おめでとーさん。』
『おめでとう、ミドリン!はい、コレ皆から!』
『……フン、ありがたく頂いてやるのだよ。』
* * * * * * * * * *
「真太郎くん、はいこれ…プレゼント。
喜んでくれるかは…わからない、けど…」
恥ずかしそうにプレゼントを差し出す#名字#。
緑間は昔の思い出と重ねつつ、少し微笑みながら、それを受け取った。
「……ありがとう、」
一年前のこの日、俺は素直にはなれなかった。
だが今は、
「うおーい真ちゃん!!!はやくこっちこいよー!!」
……少しくらい、
「………ああ。」
素直になってやっても良いだろうか。
(グダクダでスミマセン。なんとか、残り20分でなんとか更新!!!!)
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