小説 | ナノ
片思ひ
とある海賊船のなか、彼は一人部屋のなかで頭を抱えていた。
広い船室、そのど真ん中にあるキングサイズのベッドで彼は仰向けに寝て、顔を両腕で覆うような格好をしている。
船室のなかは外の波の音と、時折鳴く鳥の鳴き声が響き、それ以外の音はなかった。
彼は静かに先日の騒動で会った人物を思い出す。
(好きになってしまった)
(好きになってはいけないやつを好きになってしまった)
どうして好きになってしまったのか分からない、ただ…惚れたんだ。
そう彼は考えて、頭を横に振る。
(何を考えてるんだ、俺は)
(俺は海賊で、アイツも海賊)
(しかもお互い船長だ)
(敵に惚れるなんて…)
(もういっそのこと)
(夢も、)
(仲間も、)
(何もかも捨てて)
(アイツを選びたい)
(なんてこと)
「…できねぇよ、そんなこと」
そう言って、彼は腕をどけ目を開く。そしてため息をひとつ。
天井を虚ろな目でただただ見つめる。そして脳裏によぎるのはあの人物。
「あー、会いてぇな…」
その一言から独り言が口から洩れだす。
「なんでアイツに惚れたんだろーな」
「つかなんで男なんだよ、俺」
フッと笑みが零れる。
「あんな変態に惚れなくても、もっといっぱい良い奴はいるんだけど」
「でも、」
「でも、悔しいけど、好きになっちまったんだよ」
「凄く、好きなんだよ」
「なんで俺ばっかこんなに好きなんだよ」
「なぁ、お前はどう思ってるんだ…?」
彼の瞳から涙があふれ出る。
「トラファルガー…」
「気づけよクソ野郎…!」
片思ひ
(好きすぎて可笑しくなりそうだ…)
+++END+++
スミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセンスミマセン…
もう何を書けばいいのか途中で分からなくなりました。←
しかもロー全然出てきてないし…!
本当にヒロさんごめんなさい…!
そして1万HITおめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
これからも素敵なロキド作成並びにサイト運営頑張ってください!
応援という名のストーカーをします!!←←
ではでは、こんな粗末なロキドですが貰ってやってください。
本当におめでとうございます!!
霧咲
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[mokuji]
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