Under Darker
極夜の間奏曲 キャラクター紹介

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キャラクター紹介 最終話現在


沙谷見 隻(さやみ せき)

・レーデン家(養子)
・夜の種族(隊:無所属)※千理の血を飲んだため
・召喚武具(バスケットボールのみ)、憑依連身(術者:千理)、身体強化、召喚・操霊(立標のみ)
・男 第2話以降8月現在22歳 7月9日生まれ
 本作主人公。大学に通っていた十九歳のある日、恋人結李羽が目の前で交通事故に巻き込まれ、彼女を失いかけたその夜から奇妙な生物が見えるように。同じ夜、千理を目撃した事を黙る代わり、彼に交通事故の真相解明の協力を頼んだものの、気がつけば自分もその世界にて修行する事に。
 中学高校とバスケ部に所属していたため、運動技能や観察力は高めだが、伸びてくれなかった身長(173cm)と中途半端な想像力に少しコンプレックスあり。口は悪いが面倒見のよさとさりげない優しさで、気がつけばレーデン家の中心的存在。しかし本人は全力否定中。双子の兄隼のおかげで、中学時代は問題児の筆頭扱いだった。

千理・N・レーデン(せんり・Nox・Laden)

・レーデン家(分家三男)
・夜の種族(隊:対アンデッド)
・召喚・操霊、憑依、身体強化、召喚武具
・男 第2話以降8月現在18歳 11月13日生まれ
 黒髪黒目のジャージ少年。飄々としたり仕事人間かつ現実主義。かと思いきや、人に親切だったり自分そっちのけで尽くすタイプだったりと、極端に多面性が強い、見た目14歳(低身長童顔なせいで)。
 過去、父と一番上の兄を殺害された現場を目撃。その際行方不明にされ、誰しもが死を覚悟していたもう一人の兄を、一人探し続けていた。仲間から無鉄砲すぎる行動を何度も怒られ、兄の天理が戻ってきてからはほんのちょっぴり落ち着いた……と言うのは自己主張である。

荻野 結李羽(おぎの ゆりは)

・阿苑家(養子)
・昼の種族(隊:暁)※遠縁で能力開花
・呪術、結界、召喚・操霊、呪言
・女 第2話以降8月現在20歳 9月6日生まれ
 隻が卒業した高校の後輩で隻の恋人。交通事故に遭った時、隻を庇って大怪我を負ってしまうが、一命を取り留める。その後阿苑という京都の名家に養子入りして幻術使いとしての技量を磨き、隻のサポートに入る。
 隻とはバスケ部のマネージャーとして知り合い、入った当初隻の面倒見のよさや気遣いなどを見て好きになった模様。怒らせると怖い、気合を入れさせると怖いが、基本温厚で明朗快活。おとなしい場面も見せる良識人だが、暴走だけはさせたくない花も嘆く活発乙女。

翅・N・レーデン(つばさ・Nox ・Laden) 旧姓:染道 翅(しどう つばさ)

・レーデン家(元絶縁分家筋、現養子)
・夜の種族(隊:宵)
・身体強化、召喚武具、呪歌、呪言
・男 第2話以降8月現在19歳 8月16日生まれ
 隻より前にレーデン家へと養子に来たという少年。黒髪黒目、大人びた雰囲気と明らかにモテるだろうと思わせるほど整った容姿。
 マイペースで常に真顔だが、笑いのツボに極端に弱く、何かとツボに入って腹を抱えている。生粋の幻術使いである千理とは対照的に後から目覚めたタイプであるにもかかわらず、豊かな想像力のおかげで数々の武器を作り出している。その代わり生物を作り出すのは大の苦手な、元主人公(葉月の妹サイトで公開中の章)。祖母の代で縁が切れているが、千理とは再従兄弟(またいとこ/はとこ)にあたるという。
 千理や万理と兄弟のように接する反面、千理とだけは兄弟として認めていないと言い張る。自分主義のような行動が多いが、大事な人の事は全員家族がモットーな、実は義に熱い青年。

万理・N・レーデン(ばんり・Nox ・Laden)

・レーデン家(分家四男)
・夜の種族(隊:工作班)
・止術、記憶操作、召喚・操霊、憑依、召喚武具、呪術
・男 第2話以降8月現在15歳(高1) 1月16日生まれ
 千理の弟、黒髪黒目で大人しい雰囲気のある高校一年生。礼儀正しく真っ直ぐな少年だが、どうにも兄より翅など養子縁組の人によく懐く。元が内向的な性格だったという割には、現在レーデン分家当主候補として勉学にいそしんでいる様子。大人顔負けの医学知識と、大人しい言葉遣いの割に説得力のある話し方のおかげで、女中からも養子達からも、さらには多生や正造からも信頼されている。ただし幻術の力量はそれほど高くなく、医療系に特化できるよう、覚えている幻術のジャンルも記憶操作、止術と変わり種。(義)兄達の食事戦争でも冷静に「いい加減雷駆呼びますよ」の一言で静めたり、普段礼儀正しいがために、呆れさせたり怒らせるたりすると容赦ない辛口三昧。大嫌いな千理とは、数ヶ月前の出来事のおかげでほんの少し溝を埋められたかも。

奏明院 響基(そうめいいん ひびき)

・レーデン家(分家三男)
・夜の種族(隊:対アンデッド)
・呪言、呪歌、召喚・操霊、身体強化
・男 第2話以降8月現在19歳 2月1日生まれ
 翅の親友。視力が弱いためどこかぼんやりとした顔をしているが、短髪でやや細い目であるため、見た目は喧嘩ができそうな雰囲気。しかし実際は音に優れ、音を操る呪言を得意とする名家の当主。現在は訳ありでレーデン家に居候している。リズムや音にうるさいが、それ以外は至って温厚。むしろ優しすぎるほど。千理の事を小さい頃から知っていて、彼からもたまに「ひび兄」と親しみを込めた昔の呼び名で呼ばれる事も。
 あまりに優しすぎる性格のためか、よくいびられている。

多生・N・レーデン(タオ・Nox ・Laden)

・レーデン家(本家直系筋)
・夜の種族(隊:対幻獣・聖獣)
・獣化、召喚・操霊、憑依、身体強化、召喚武具、武具、結界、記憶操作
・男 第2話以降8月現在46歳 3月24日生まれ
 翅、千理らの従兄弟違いにあたるおじ。レーデン本家次期当主。公私をきちんと分ける真面目な性格で、いざ修行となれば「いい意味で」真面目な講師。
 千理らの父とは従兄弟関係で、千理達兄弟が小さい頃からずっと面倒を見ているとか。現在家のほとんどの仕事の割り振りは彼が裁いている。隻の修行をつけたり、千理を叱ったり、翅に仕事を割り当てたり、食卓での戦争を一喝したりと大忙し。獣化で戦う様はまさに怪物級(クラス)である。

正造・N・レーデン(しょうぞう・Nox ・Laden)

・レーデン家(本家直系筋、当主)
・夜の種族(隊:対アンデッド)
・召喚・操霊、憑依、身体強化、召喚武具、呪術、結界、呪言
・男 第2話以降8月現在80歳 1月1日生まれ
 千理の祖父、翅の祖母の兄弟妹である、レーデン本家現当主。多生の父で、未だ戦闘にも自ら赴く現役の幻術使い。穏やかな笑いの中に鋭い洞察力を備えており、当主の威厳と親しみやすさを兼ね備えた老人。当主としての職務は半分以上、次期当主である多生へと引き継ぎながら、家の仕事の割り振りをしたり、事務処理をしたりと様々に活動中。
 千理達兄弟、翅、また隻を含める養子達の保護者代表。物腰の中に秘める覚悟は、レーデン家にて厄介になっている者の羨望を集めているかもしれない。レーデン家で翅を一番突っ込ませているボケの天才(ボケリスト)。

浄香(じょうか)

・所属不明
・昼の種族(隊:統治組織)
・召喚・操霊、呪術、呪言
・女 年齢、生年月日不明 
 隻と千理にお目付役としてつきまとう奇妙な三毛猫。正体はかつて幻術使いとして日本に渡ってきた外国人の女性。わけがあるのか、猫以外の姿はほとんど見せない。一般人上がりの隻や、暴走爆走な千理のサポートとからかいに日々奔走。ほとんど隻を見張るようにあまり側を離れない。
 シビアかつニヒルで唯我独尊気味だが、これでもかなりの実力者。三章で二度だけ見せた姿は、全員が認めざるを得ないほど、外国美人だったとか。

阿苑いつき

・阿苑家(本家直系筋)
・昼の種族(隊:統治組織)
・呪術、結界、召喚・操霊、身体強化
・男 第2話以降8月現在24歳 5月7日生まれ
 結李羽が養子入りした、古くから続く名門阿苑家の新米当主。今年24歳には見えない虚弱な体なのは、とある持病のせい。横柄すれすれの挑発的な態度と、それに文句を言わせない呪術の専門家(スペシャリスト)かつ努力家。翅とは自他共に認める悪友。
 レーデン家との付き合いは長く、千理を含めたレーデン家の実子達や、数人の養子とも交流があるとか。特に千理の兄弟との付き合いは余りにも深く、よく喧嘩したりいたずらに遭ったり、共に勉強した仲だというのは千理からの話。今でも千理や万理とはよく会っている、面倒見のいい兄貴分。

鏡悟子(かがみさとし)

・鏡家(分家長男)
・昼の種族(隊:宵)
・召喚・操霊、憑依、身体強化、記憶操作
・男 第2話以降8月現在14歳 9月18日生まれ
 中学3年生の若さにして、翅の仲間として宵≠ナ活動する少年。礼儀に重きを置き、幼いながらもその洞察や戦闘の技量、立ち振る舞いに至るまで大人顔負け(それでもふとしたときは少年らしい様子も)。茶髪でやや後ろ髪が跳ね気味、茶色の目はまだあどけなさが残る大きめの瞳。
 女系家族で育ったためか礼儀に敏感で、千理との相性は最悪。しかし彼の弟の万理は尊敬している。たまに万理の部屋で勉強している場面もあったりなかったり。
 得意とする幻術は召喚・操霊。鳥を中心に大量に呼び出すためか、仲間内では「鳥使い」としても親しまれる、鏡家唯一の男児にして屈指の実力者。

沙谷見 隼(さやみ しゅん)

・沙谷見家(長男)
・霊視能力者(一般人)
・男 第3話現在22歳(大4) 7月9日生まれ
 隻の双子の兄。弟と全く同じ茶髪茶色目であるが、髪型と表情で見分けがつく通称チャラ男。一卵性双生児であることをいい事に、小、中、高の途中まで隻に自分の過失を押しつけ続けていた。現在は心を入れ替えたのか、女性好きの発言と調子がいい性格以外は割と真面目に。数ヶ月前、隻と念願の和解をようやく果たし、微妙に歩み寄れた気がしなくもない。就活が忙しいはずなのにそんな気配を見せない、将来が不安になる青年。一般の霊視能力者である母の影響もあり、霊や幻生を視る事ができるという。

沙谷見 幸明(さやみ ゆきあき)

・沙谷見家(隻らの父)
・一般人(サラリーマン)
・男 40代
 隻と隼の父親。霊を視る事も幻生を認知する事もできない、ごく普通の一般人。自身の父、つまり隻らの祖父の家をお泊まり会の場所として提供する、布団の運び込みを手伝うなど、忙しさで隻と中々取れなかったコミュニケーションをここぞとばかりに満喫中。元々隼より隻の心配事が多かったようで、久々の元気な息子の姿にほっとしたようだ。
 隻らの祖父の家に、白尾ノ鴉がいる事は知らなかったらしい。

伊原 健斗(いはら けんと)

・一般人
・男 第3話21歳(大3)
 隻と隼の、中学校時代の部活の後輩。短髪とやや大きな目が人懐っこそうなおおらか青年。現在もバスケのサークルに所属する、沙谷見兄弟を上回るスポーツ馬鹿で、コンビを組んでいた同級生一名とは、残念すぎるほど反りが合わずよく喧嘩に。決して悪い生徒ではなかった上、素直で元気、人の裏表を意識しない性格。そのためか、隻と隼どちらからも、今でもメールのやりとりをするほど。誰とでも話せるスキルはある意味で、千理と似通った部分かも。

バスケ部コーチ

・一般人(部活動外部顧問)
・男 50代
 今でも現役でバスケ部を指導する、隻と隼のバスケ部恩師。双子の凄まじすぎる喧嘩を、一番に面倒を見る羽目になったためか、今でも沙谷見双子の事を覚えているという。得意技は無精髭での頬擦り。本人はご褒美と言いはるが、実際部活動生からは粛清とか、拷問とかひどい言われ方をされている。江戸っ子気質で豪快な先生。

糸川先生

・一般人(教師)
・男 40代
 隻と隼を教えてきた国語教師で、隻にとっては人生を変えてくれた恩師。白髪交じりで痩せた体、くたくたなシャツとネクタイ、ズボンという、双子曰く「ダメ親父ならぬダメ教師」。今年隻らの母校に再び異動で帰ってきたが、生活能力の低さをさらに物語る見た目のグレードアップぶりに、隻が突っ込む羽目に。
 何事にも大きく構え、心根が曲がりかけている生徒を治そうと毎日奔走しているという。自分の扱いはアバウトだが、生徒には真剣な独身教師。

桐原 凛(きりはら りん)

・幻生(エキドナ)
・女 年齢不詳
 白と黒だけで作り出された曲線美の造形。女性らしい美しさと気品の中に、ふとした時に垣間見せるかわいさと母性で男を射落とす女性。
 そう隻に例えさせた挙げ句(結李羽への申し訳なさで)挫折させ、隼に「お姉さま」を連呼させるほど、彼にとっては(好み的に)パーフェクトすぎる絶世の美女。

八占 萌(やうら きざし)

・八占分家(嫡男)
・昼の種族(隊:対悪魔・魔獣)
・召喚・操霊、召喚武具、身体強化、呪術、記憶操作
・男 第8話8月現在21歳 5月7日生まれ
 隻と隼の中学時代の後輩で、当時からのバスケ部員。隼をひいきし隻を徹底的に嫌っていたため、どちらにも親しい伊原とはよく喧嘩していた。血の気が多く、微妙に曲がった正義感と厚すぎる義理人情のせいで、偏った考えを持ったまま行動する事も。霊視能力に悩んでいた当時の隼にとっては最大の理解者。曲がった事を嫌い、考え方はまさに「さわった程度の」武士道さながらである。
 翅達とは三年前に知り合い、萌は彼らを嫌っている様子。千理がよく通っていた和菓子屋「八満堂」を経営する家でもある。

八占 士(やうら つかさ)

・八占分家(本家筋の養子)
・夜の種族(隊:対悪魔・魔獣)
・時歴(ときよみ)、召喚武具、結界、身体強化、呪術
・女 第11話8月現在20歳 12月8日生まれ
 萌の義妹(いもうと)で、隻らと同じ中学校に通っていた後輩。物静かというより淡泊な態度と性格で、冷めた目つきであるせいで基本服装はボーイッシュ。兄ですら認めるほど女らしくない現実主義者。
 元々の部隊は遊撃部隊である暁(オーブ)だったが、力量が上がり配属先が変わる。萌と同じく翅達の知り合いで、中立な態度を貫く。
 やる気がない口調は最近形成されたようで、隻は微妙に苦手意識があるという。

海理・N・レーデン(かいり・Nox ・Laden)

・幻生(ゴースト)、レーデン分家嫡男(長男)
・夜の種族(隊:元対悪魔・魔獣)
・身体強化、召喚武具、召喚・操霊、呪術、(憑依)連身、原型幻術
・男 享年16歳 8月19日生まれ
 千理達レーデン兄弟の長男。亡くなった現在は幽霊としてこっそり、レーデン家の墓がある霊園で暮らしていたという。彼の関係者数人は海理が成仏し損ない、幻生の幽霊として留まっている事を知っていたが、海理の頼みで千理に知らせなかった様子。自分がいる事で千理が死者(かいり)に執着してしまう事を考慮したのだとか。
 暴力癖と不良口調、実力で全てねじ伏せにかかっても文句を言われないレベルで強い幻術使いであるため、敵がやたら多い。そんな彼でも義理人情に厚く、兄弟、兄弟分には頼もしい兄貴でもある。また心を開いた年上に対しても、家族同然に親しみと敬意を込めて呼ぶ姿も。決して人が悪いわけではないが、自分の道理が通らなければてこでも譲らない強情人間である。

有川未來(ありかわみらい)

・レーデン家(養子、女中)
・夜の種族(隊:宵)
・召喚・操霊、呪術、身体強化、記憶操作、召喚武具
・女 第11話8月現在19歳 4月23日生まれ
 翅の交際相手で、レーデン家の女中。長めの茶髪を緩く束ねた、優しい茶色の目と大人しい雰囲気が特徴。八年前レーデン家に女中見習いとしてやってきた。かつては凄腕の幻術使いとしてある部隊に所属していたが、とある事件をきっかけに引退。その後レーデンにてひっそりと働く中、翅と出会い、年を重ねるうちに恋仲となる。ロマンチストで乙女街道まっしぐら。結李羽とは意気投合する親友で、実は結李羽が京都に来ている事を知っていながら、彼女と共に隻へのサプライズで内緒にしていたとか。本が大好きで、様々な事物を事細かに覚えている。通称歩く図書館。

小林 青慈(こばやし せいじ)

・幻生(ゴースト)、小林家嫡男(長男)
・夜の種族(隊:元対悪魔・魔獣)
・召喚・操霊、連身
・男 享年14歳 6月24日生まれ
 翅の師、小林華淋の一人息子。8年前にとある因縁で父と共に亡くなり、それ以来海理と共に、ひっそりと霊園から、母や千理達の事を案じていた。翅達に霊園にいた事が(一人だけ)バレたのは6年前の事らしい。それ以来母にこき使われ翅達とはたまに顔を合わせ──喧嘩は霊園で海理とだけ(?)していたとか。
 普段の口調は温厚、しかし中身は腹黒く、妙に喧嘩っ早い。ソロモンの悪魔、七十二霊を(懐柔して)従えている、生前の二つ名は悪魔王。実は隻と(本来)同い年。

沙谷見 相次郎(さやみ そうじろう)

・幻生(ゴースト)?、沙谷見家元当主(養子:旧姓竹中)
・霊視能力者(一般人)
・男 享年不明
 隻の父方の祖父。勝手に隻の夢の中に現れた「つやっつやしたじじい」。六十代で亡くなったはずなのに二十代頃の若々しい見た目で現れ(さりげなく隼と雰囲気が似ている)、人をからかう口調かつ聡明そうな言葉を使う。留華蘇陽と知り合いらしい。
 生前は浄香と知り合い、白尾ノ鴉を従え、幻術使いでもないのに結界で家を守り、隻まで続く幻生の血を封じる鍵を作り上げた人物。昔九尾狐に追いかけ回され、地獄の鬼に匿われた異様すぎる経歴の持ち主。ちなみに匿ったその鬼は、現在結李羽にとりついている。

叶浪 透明(かななみ とうめい)

・幻術使い、叶浪家嫡男
・夜の種族、(隊:五神幹部、対アンデッド統括長)
・召喚・操霊、記憶操作、召喚武具、呪術全般
・男 40代
 千理の上司で千理が一番嫌いな人。しかし千理の師匠の一人。白髪を隠さずあえて脱色した白髪を靡かせる穏やかな男性。しわが少なく年齢不詳気味だが40代。子供も甥もいるマンション暮らしで、一族に医者が多い割にワゴンカーを操る。一族からも変人に見られている。
 隻の祖父、相次郎の経歴を若干知っている。また最近起こっているという、幻生の血を引いた一般人の行方不明事件≠ェ気がかりだとか。

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