「明日から寂しくなりますね。先輩をからかえなくなるので」
「なに突然、 先輩ぶってるんですか。……ずるいですよ」
「立ち止まる暇なんて ないですよ。俺はすぐに追いつきますから」
「俺が泣くはずないでしょう。先輩は何も、分かってない」
「一度しか言いませんよ。卒業、おめでとうございます」
Title By 確かに恋だった