変化と…


お昼休憩

今日も作ったお弁当を食す。

うんうまい。

まあ、この朝早くに作るお弁当も今日でなくなってしまうのかもしれない。

朝はきついけれど悪くはなかったと思う。

赤司「おい、ユア・・・?頭撃ったのか?なぁっユア!!!!!!!!!」

『うるさいですよ赤司君』

全(塔城抜き)「「「「「えっ」」」」」

『どうかした?』

桃井「ユアちゃん!?いきなりどうしたの!?」

『さつきちゃんこそ、どうしたのさ』

灰崎(敬語に苗字呼びはさすがにおかしいだろ…弁当うめぇ)

紫原「ユアちん…」

『どうしたの紫原君』

黄瀬「ユアっち」

『どうしたのデルモ』

黒子「ユアさん」

『どうしたんですか黒子君』

青峰「おっp『なんですかこのエロ魔人』

緑間「…ユア」

『どうしたの、慎太郎君』

緑間「」ピシャーーーーン

灰崎「おい、やっぱおかしいぞ」

『私はいつもの私ですよー』





『私はそんなにおかしかっただろうか』

塔城「…いいんじゃないかしら?」

あのあと皆から大丈夫か、どうした、などいろいろと言われたけれど、そんなにおかしかったのかな。

私は言われたとおりにタメ語をやめて苗字呼びを心掛けたんだけどなぁ…

塔城「と、いうよりさ…ふざけてたよね?」

『そんなつもりは…』

塔城「私をバカにしてるの?」

『むしろ感謝してますけど』

塔城「あら、そうなの。ありが…じゃなくてっ、もう私は我慢できないわっ」

『へ?』

塔城ちゃんはおもむろにみんなに配るためのドリンクが入ったボトルを自らにかける。

塔城「これで、みんなを呼べば、アンタが悪者よ!!」

キャァアアアアアアアアアアアア

どこかのサイトで見たことがあるような、嫌われで定番のシチュエーション!

いや、待てよ。

このままあの小説みたいにうまくいくという保証はない。

現実でこんなこと起きても信じて私を嫌いになるとか30…いや、70%くらいない。

普通なら女の子のかわいい()喧嘩だと思うはず。


青峰「どうしたっ!?」

悲鳴を聞き、一番に駆け付けたのは大輝君だった。

おそらく、狙いに来た。

残念だったな。ラッキースケベに君はなれんよ。

塔城「ユアちゃんがっ…」

と、思ったらそうでもなかった。

雪ちゃん、下着透けてます。

青峰「ユア…おまえ…」

でかしたな

とでもいいたそうな大輝君。

めっちゃ笑顔です。

てか、それどころではないんじゃないかな!!

黄瀬「どうしたんスかー?」

後からぞろぞろと、皆が来て濡れてる雪ちゃんに驚きを隠せない。

赤司「ユア、がやったのか?」

『…』

私は今ボトルを持っている。




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