赤月×三好:独り言 (4/8)



赤月十雅【アカツキトオガ】『』
三好珪輔【ミヨシケイスケ】 「」


:独り言:

「っは、てめ、、殴りやがったなっ!」

『は、お前がうじうじ言ってるからだろ』

今は生徒会室で三好、俺の一番嫌いな奴の相談をうけている。

半分聞いてはいなかったがうじうじと話すもんだから殴ってやった。

三好は頬も押さえながら波だめになって睨んでくる。

本気で殴ったつもりは無かったんだがな。

足を組んで専用のソファに座る。

一通り話は済んだのかそれとも殴られて続きを話せないのか三好は黙り込んでいる。

『話すなら早く話せよ。俺、暇じゃねぇ』

「・・・ッ」

目に涙を溜め込んで三好は言った。

「和泉と、け、喧嘩したっっ!!!」

だからどうした。

生徒会副会長のあいつと喧嘩してどうしたっていうんだよ。

知ったこっちゃねぇ。

「ふ、だ、からっ、ど、どうしたらいいって、聞いてんだ、っ」

マジ泣きだった。

顔真っ赤にして泣いていた。

俺に殴られたりした時すらこんなふうには泣かなかったのにだ。

女みてぇに泣きやがって・・・

『そんなにすきなのかよ。・・・・・あいつが。』

「・・・」

うなずいた。

まじか。

あいつの耳元で言ってやる。

『あんな奴より・・・・・』



俺をみろよ。


独り言。
いい子ぶってるあいつなんかよりこっちの方が楽しいぜ?


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