2.5 SSS | ナノ

へたれニュートの小話



ホグワーツ時代の話

ニュートが怪我をした

「何、魔法生物のことで喧嘩した?」
「喧嘩じゃない、僕はただ、彼らが動物たちのことを誤解してたから、その誤解を解こうと説明しただけだよ」
「はあ〜なるほどな。そしたら殴られた?上級生に?」
「………」
「(こいつ、人をイラつかせる天才だからなあ…しかも下級生に説明されたらまあ余計にイラつくだろうな…)魔法動物に対する積極さを俺に対しても出してほしいんだけどなあ」
「え?」
「なんでもないでーーす」


ニュートが逃げた

「ニュート、ここが分からないんだけど」
「え?あ、ここはね、…」
「………何」
「……な、なんでもない、教科書、教科書探さないと」
「教科書お前の膝の上に乗ってるけど」
「えっあ、ほんとだ、はは、ええと、…このページに載ってるところを参考にするんだ」
「ん、どこ?」
「ここの、第3段落のとこ、ろ…………」
「………だから何」
「…なんでもない、ちょっと僕、風にあたりに行ってくる!」
「……(顔を近づけただけであんなに焦って顔を赤くするもんかな、最早ヘタレどころか面白いなあいつ)」


恋人になった後の話

ニュートはトップかボトムか聞きたいナマエ

「なあニュート」
「ん?」
「あのさ、…お前って上か下かどっち?」
「上か下か?どういうこと?」
「あーー…あれだ、その、……なんでもない」
「???」
「(こういうこと聞くの早いよな…だって俺たち、まだキス以上のことしてないのに)」

でも気になるナマエ。




キス以上エッチ未満

「あのさ、ニュート」
「ナマエ?どうしたの、そんな変な顔して」
「変な顔ってなんだよ、俺は真剣なんだよ」
「?何かあった?」
「俺たちさ、キス、しただろ」
「え、ぁ…う、うん、」
「それに、扱き合いもしたろ」
「うえっ、あ、あの、ナマエ?どうしたのいきなり、」
「ニュート、」
「な、に、」
「この先のことも、したいって思ってる?」
「え、……………」
「俺と、今までのよりもえろいことしたいって、思ってる?」
「………ぁ、……」
「……(こういう話するの、まだ早かったかな…ニュート、いつにも増してすごい顔赤くしてるし)」
「…ナマエ、僕…」
「悪い、変なこと聞いて」
「待ってナマエ、あの、」
「………」
「したい、…です」
「え」
「ナマエとそういうこと、したい」

まだセックスとは言えない2人




トップかボトムかを決める大事な話

「どっちだよ」
「え…そんな、急に決められないよ…」
「簡単だろ、お前が俺に突っ込まれるか、俺がお前に突っ込まれるかのどっちかだよ」
「どこが簡単なのさ!全然簡単じゃないじゃないか!」
「じゃ、お前はどっちがいいんだ?」
「う、そ、れは…」
「おい」
「君の蕩けた顔を見たいからできるなら上がいいけど、君に負担かけちゃうし、」
「(こいつさりげなくすごいこと言ったな)」
「ああでも、ナマエが抱いてくれるなら、それはそれで嬉しいし、うう、」
「……っあーーもうハッキリしろよな!!お前は俺を抱きたいのかそれとも俺に抱かれたいのかどっちなんだよ!!!!」
「ど、どっちもです!」
「えっは、どっちも?!わがままな奴だな!!分かったよ抱いてやるし抱かれてやる!」
「ナマエ…!」

半ギレした。

ニュートがナマエに抱かれる日が来るかもしれない。



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