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SS:試行錯誤の産物〜誰得?俺得^p^凪沙×流羽で学パロ〜


つづき 


翌日、ものすごく大きな物音で目が覚める。いつの間にか寝てしまったみたいだ。

「何かあったんですか?」

欠伸をしながら体を起こす。

「あ」

口元を押さえて赤面する凪沙さんがいた。

「お……おはようございます、流羽様」

「おはようございます」

「その……私は昨晩何か、流羽様が不快な思いになられるようなことを、しましたでしょうか……」

どうやら覚えていないらしい。
視線を泳がせて、ひどく動揺している。こんな凪沙さんは初めてだった。

「何も無かったです。ホントに何も。逆に私が変なとこで寝ちゃって、凪沙さんに迷惑かけたんだと思います、多分……」

不快ではなかったものの大変な目に遭ったので、少し意地悪しようかとも思ったのだけれど、あまりの動揺っぷりに可哀想になってしまい、やめた。

「と、とにかく、朝食の支度を……っ」

慌てて立ち上がるも、振り向き際に由乃ちゃんが寝ていたソファの角に膝を強打。
本当に、いつもの完璧な凪沙さんからは考えられない姿だった。

「んー?あ、凪沙……おはよう」

「申し訳ございません由乃様、おはようございます」

由乃ちゃんが、まだ眠そうな顔をして起き上がった。
凪沙さんは早口で一気に言いたいことを言ってしまうと、急いで台所へ向かった。

「……何かあったの?」

「何もないんじゃないかな」

訝しげに首を捻る由乃ちゃん。適当に言葉を濁しておく。

あんな心臓に悪いことは勘弁してほしいけれど、こういう凪沙さんは少し可愛いと思った。







懺悔のお時間です。

凪沙が酒乱って設定は前から考えてたんですけど、どっかで出しましたっけ……
「アルコールって恐ろしい」って、前何かで書いたような……
二番煎じになってたらごめんなさいorz

私は凪沙のイメージを壊してどうしたかったのでしょうね(笑

凪沙と流羽はちょっと可哀想なカップルになりそう。偽物同士、お互いが好きだった人と似てるっていう……
だからいきなり好きだー!ってなるより、何年も掛けて相手のことを知って、好きになる。そうなってほしい(笑

でも叶った時は、誰よりも幸せになれるんじゃないかな。
恋というより愛があるんです。二人の間には。

そんな妄想をしてました(爆

しかし大崎流羽というキャラは、どのキャラを相手にしても大抵相性がいいです。


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