アイツらのキューピッド
役になることを決めて次
の日。登校すると田島が
物凄い勢いでやってきた


「いずみ!」
「お、おう。はえーな」
「眠れなかったんだよ」
「なんで?」
「お前昨日アイツと何話したの」


アイツのこととなると
田島は目が鋭くなった
・・・ああ、やきもちか


「たいしたことじゃねーよ」
「ふーん」
「でもお前さアイツのこと好きなんだろ?」
「ええ!もしかしてお前もなのか!?」


なんでそーなると突っ込み
たくなったけど、落ちつい
て否定をした


「なーんだ」
「とりあえず、早くくっつけ」
「なんで?」


別に焦るもんじゃねー
じゃんと一言田島らし
いと言えばらしい。で
も付き合ってないのに
いちゃいちゃしてっし
それに、のんびりして
っと他の奴にとられん
ぞ。そう言った。


「確かにな!頑張るか」


なんだか変に気合いが
入ってるような田島
その様子を見ていると
アイツのところに向かう


「なあ、今日俺ん家来ない?」「た、田島くん家に?!」


田島よなんでいきなり家
に連れ込もうとしてんだ
お前は。アイツが困惑し
始めたから、二人の間に
入り田島を廊下に連れ出す


「田島、いきなり家はダメだろ!」
「え、なんで?だって早くなんだろ?」
「いや、順序ってもんがあんだろ」


自分の事じゃないのに
変な汗がじわりと出た

こうなったら俺がプラン
立ててやるしかねえよな



見てるこっちがハラハラ


20110426.

title:確かに恋だった


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