目の前で繰り広げられて
いるアイツと田島のいち
ゃいちゃ。因みに付き合
ってはいないカゲキでは
ないけど、密着度がすげ
えというか、毎日のこと
だから見飽きて、目を逸
らす。そして浜田と三橋
で話す内容はやっぱり目
の前のコイツら


「俺はもう慣れたぜ、」


なんて言うことも慣れた
というか飽きてきたって
言う方が正しいかも


「泉、それ毎日言ってんよなー」
「そういう浜田もだろ」
「まあ、」


三橋を見るといつもの
ように二人を見て頬を
染めふひっ!と声を出す

まあ、いつものことだな
と深いため息をひとつ


「泉がキューピッド
なってやれよ」
「はあ?!」


田島の保護者なんだからと
浜田が意味わかんねえこと
を言い出した
なんで俺が、そう思って
未だにいちゃいちゃしてる
二人を見てまあ、しょうが
ねえなと何故だかやる気に
なっている自分がいた。


「ちょっといいか?」


いちゃついてっとこ
悪いと思ったけど、
キューピッドやるから
にはコイツの話も聞か
ねえと


「なになに俺っ?」
「田島じゃねえよ、
用があんのはコイツ」
「わたし?!珍しいね泉!」


服の襟をつかんで
コイツ借りるぜと
田島に言うと一瞬
おもしろくなさそ
うな顔をする予想
通りだ。田島はお
っけーだな。あと
はコイツか・・・


「いずみー用ってなに」
「唐突だけど、田
島のこと好き?」
「え!なに本当に唐突っ」


ほんのりコイツの頬が
染まった。はいはい両
想いね。


「好きなんだな」
「・・・」


返事をしないでこくり
と頷くコイツに俺は、
ニンマリと笑って


「俺がキューピッド
になってやるよ」
「泉、いい人だね」


田島のことを聞いて
からのコイツの顔は
真っ赤になりっぱなし
でおもしろかった


「てか、いちゃいちゃしてん
ならもっとアタックしろよ」
「いちゃいちゃしてないよ!」

あれがいちゃいちゃじゃ
ないなら何なんだ・・・


「傍からみると好き
同士に見えんぞ」
「え!」


この調子だと田島も
気づいてねーな
先が思いやられるし
いちゃいちゃしてん
ならいい加減くっつけよ



いい加減くっつけ


20110425.

title:確かに恋だった


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