おなかすいた!


「おなかすいた…」

ぽつりと紫苑がつぶやく。
読んでいた本もほっぽり出して、ベッドにたおれこむ。

「ネーズーミ!!おなかすいたよー!!」
「うるさい。あんたほんと子供だな」
「おなかすいたんだもん、しょうがないじゃん」
「ここには飢えたものが溢れてるんだ、甘ったれるのもいいかげんに…っ、わっ、ちょっ」
「へへへ」

ネズミの手首をつかみ、ベッドに引っ張り込む。

「おなかすいたからー、ネズミでも食べよっかなー」
「はっ?わーわー、手!手引っ込めろ!やらしい!やめろ!」
「ふふっ、ネズミおいしそー」
「おまっ、馬鹿か、余計腹が減るだろうがっ!」
「ん?なに、ネズミ、そんなにぼくに体力使ってほしいの?分かった、ぼく頑張るね!」
「ちょっと待て落ち着け盛るな、そんなに抜きたいなら手で抜いてやるから…」
「やーだ。ほらネズミも元気になってきたよ?」
「…っ、ばか!」


fin.

20110908


ざ…っ、残念すぎるww
ごめんなさい、お昼前に空腹になりすぎて、やらかしたネタです、まじごめんなさいww


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