今日見た夢

恐怖心を感じた今日の夢を書いてみる
※いやなんか生理的にオエッとなったので、読む時注意
生理的、精神的に一部物凄く不快になる場面があります。
あと夢なので話しめちゃくちゃです


修学旅行
白戌代理⇒土方さん
その他友達⇒銀さん、沖田さん、近藤さん、高杉、桂

以上を踏まえてそれでもOKな方はどうぞ↓











「はぁ、やっとついたな」


俺達は今、修学旅行の真っ最中だ。夕方近い時間、やっと今夜泊まる宿に到着したところだ。皆受付前のホールで好き好きに話している。先生達は何やら話した後、近くにある大部屋に入って行った。この時点で俺は何も感じなかった。そう、不審な点は何もなかった。


「……あ、近藤さん。俺ちょっとトイレに行ってくるよ」

「おお!早く帰って来いよ。部屋決めがあるんだからな」

「そうでさァ。早く帰ってきて俺の荷物全部運べ」

「おい総悟っ」


いつも通りの会話をかわし、俺はトイレに向かう。そのまま用を済ませて外にでた。


「……?」


出た瞬間、俺は違和感を感じたが、それが何かわからなかった。俺は気づかなかったのだ、ここが自分の家であることに。
部屋に出てみたが、皆はいない。皆がまとめて置いてあった荷物は大部分が無くなっている。ただ、辺りにチラホラと俺の荷物以外の荷物があるのを発見してホッとした。

(……もしかして、置いていかれたのか?)

そんな考えが頭をよぎる。もしそうだとしたら凄く今悪い状況だ。
だけど、荷物が残っているということは、まだ人がいるって事だ。俺は部屋を歩き始めた。


「……あ、」

「お?」


廊下を曲がったところでばったり人と出くわした。そいつは去年クラスが一緒だった坂田だった。坂田は目を真ん丸くして俺を見る。


「坂田、あの」

「土方もいたのか。なぁ、これどうなってんの?」

「……いや、俺にもわからねぇ」

「銀時、他に人がいたのか……?って、土方か」

「高杉…てめぇもか」

「俺もいるぞ」

「桂……?」


ぞろぞろと高杉と桂まで出てきた。どうやら取り残されたのはこの四人らしい。どうしたものかと悩んでいると、不意に高杉が俺の手を掴んだ。


「そういや、さっきホラー番組見てたんだ。土方も見てみろよ」

「はぁ!?」


俺の腕を引っ張る高杉は、楽しそうにそう言いながらテレビのある和室に俺を連れて行く。何故?なんでこんなときに?という疑問は浮かばなかった。だが何故かそのホラー番組だけは見てはいけない気がして。俺は部屋に入れられる直前に腕を振り払い、トイレに駆け込んだ。


「はぁ、はぁ、……はーぁ」

「んだよ、たかがホラー番組くらいで……」


高杉の声と自分の息だけが聞こえる。高杉は他にもぶつぶつ言いながらおそらく部屋に入って行った。

数分くらいして外に出た時、先程とは全く違う静けさがそこに存在していた。ドキドキしながら、だけどもそこに恐怖心はまだなかった。誰も居なくなった廊下を歩いて、荷物が置かれていたところまで歩く。


「……あれ?」


ふと気づく。荷物の数がさっきより減っている。


「どうやら俺達だけ、ハメられたみたいだな」


後ろから声が聞こえた。振り向くとそこには坂田が立っていた。どうやら今ここにいたのは、俺と坂田だけだったということを直感的に理解した。ハメられたという言葉の意味も。


「どうすんだよ……」

「とにかく、ここを出なきゃ」


窓の外を覗くと、夕闇が迫っていて。そして見たことのない景色が広がっていた。
景色をじっと見ていると、俺の耳に携帯のバイブレーションの音が聞こえた。


「携帯が鳴ってる」

「へ?」

「坂田のか?」

「あぁ、…俺のだ」


坂田は携帯を見る。どうやら電話ではなくメールだったようだ。坂田は携帯画面を見て顔を歪めた。


「あ……ああ、」

「どうした、坂田?」

「ヤバい、土方。これ見て……」


携帯画面を見せられた。そこにはただ文字の羅列が並んでいた。
だけど、その文字が俺の恐怖を支配する。なんだ、なんでこんなに怖いんだ?

ゴキブリを色の順番に並べろ。できなければ更なる恐怖がお前を襲うだろう。

更なる恐怖とは、なんだ。何故かはわからないが、俺はゴキブリを口に入れられる想像をして、吐きそうになった。
怖い、ただそれだけの感情が俺を支配した。と、机の下からさっきまでいなかったゴキブリが一匹そこにいた。


「坂田坂田坂田っ!何これどうすりゃいいんだっ」

「俺にもわからねぇよっ」

「はああ……あ、……そう、だ。本」


頭の中に浮かび上がったのは本だった。鞄の中から一冊の本を取り出す。
ページをめくっていくと、俺達が今会っている現状と同じ事を記している場所が何箇所かあった。

(これ、もしかして今起こっていることは、この本に沿って起こっているのか?)

そう思った時、たった今起こっている現状が記されている場所を見つけた。


「坂田!あった、これだよっ」

「そうか!なら、何をやればいいんだよっ」

「それは――――」












‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ここで目が覚めたけど、Gと対峙した時の恐怖は半端なかったです。
2011/08/12 12:16
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