暗闇の中の快楽《弐萬打》


弐萬打感謝!!

皆様のご来訪でカウントが弐萬を超えました!
本当に本当にありがとうございます!感謝してもしきれません!
ありがとうって気持ちを御一人御一人ずつに伝えて行きたいのですがそれは無理なので、感謝の気持ちってものじゃないですが小説を書かせていただきました。
アンケートに添えてない部分もありますが、とうか全然添えてないんですが…。
それは多めに見てやってくださいっ

ですが、書かせて貰いましたがやはりぐだぐだな上にナニコレ状態…。
つまり駄文です。
読む方はお覚悟を!!!

アンケート結果
1.目隠し
2.強制自慰
3.射精管理
4.尿道責め
5.媚薬
6.玩具
7.放置
8.その他

でしたのでこの中から1位の目隠し、2位の強制自慰、3位の射精管理、それと玩具としてバイブを使って話を書いてみましたが…。
ホントにお覚悟を!!











「仕事が終わるまで我慢、できるよな…?あぁ、もし誰かにバレたり我慢できなくてイったらたっぷりお仕置き…してやるからな」


 その一言が俺をどんなに今辛い目に遭わせているのか言った本人は絶対に分かってるはずなのに、本人は今ここにはいない。
 何故かって?俺を屯所の物置に置いたまま仕事に行ってしまったからに決まってんだろ。





【暗闇の中の快楽】





 土方が俺の目の前から消えてどれ位の時間がたったんだろう。少しの時間かもしれないし、大分たったかもしれない。けどそんなこと俺にはわかんなくって、いや、そんなこと考えることができなくってただ与えられる快楽に体を震わせる事しか出来なくなっていた。


「ふっうぁあ!…んっあぁ、あ、ぃ、や」


 くそっこんなとこに閉じ込めやがって…。
 全裸にされた俺。何かの布で目隠しされて腕は後ろで縛られて、足はM字に開脚させられている上に自身の根元にリングをハメられて。極め付きに後ろには最大にされたバイブを入れられてちゃぁ体は嫌でも反応する。


「いぁあっふぅ、あ、あ」


 入れられたバイブは俺の善いとこを狙って動くもんだから自身からはだらだらと先走りが溢れ出して、それがモノを伝うのにさえ刺激され反応するもんだからさっきから空イキばかりを繰り返した。
 もう何回空イキしたんだろうって位俺は息も荒くなって、俺が座ってるところは俺の先走りでびちゃびちゃに濡れている。

 もう嫌だ。止めてくれよ。

 そう思っても止めてくれる筈がなく、バイブはブブブブ…という音とともに俺を追い詰めていく。


「ひじっ…土方…ぁあ、うあぁ」


 イキたい。
 もうそれだけしか考えられなくなった時、ガタッと戸が開かれた。新しい空気が入り込み剥き出しの身体を風が撫ぜる。
 開けた本人はそこを動かずこちらを見ているようで、誰か分からない俺はバレたらお仕置き、と言った土方の言葉が頭によぎり、汗が額に吹き出た。
 それでも自身が萎えることはなく、存在を主張していた。


「だ、誰…だよ?」


 勇気を振り絞り目の前にいる筈の誰かに話しかけてみる。すると足音がこちらに近づいてきて、気配が俺の前で止まった。流石に近づいてこられると誰か分からない恐怖で体が強張り自身が縮こまってしまう。


「く、来るな…」


 その一言に目の前の奴が微かに笑ったように感じた。だけどそれだけで誰かなんて判断できるほど今の俺は冷静じゃなくなってて、目の前の恐怖をどうにかしたいと考えてみるけど今の俺がどうにかできる状況じゃないって言うのは自分が一番分かっている。


「や、あぁ!!なっ触、んな…ぁ!」


 不意に自身に触れられ思わず声を出して感じてしまった。少し萎えたとはいえ、バイブは未だに挿入されて動いている訳だから完全に萎える筈もなく先走りを流している。そんなこと以前に、急所ともいえる場所をいきなり触られれば誰だって反応してしまうに決まってる。
 やんわりと自身を包み込んだ手は、先端から流れでる先走りを全体に塗りつけるようにグチュグチュと耳に響く音をたてながら上下に扱かれる。それだけで俺の口からは喘ぎ声が漏れ、体が振るえる。


「んぁ、あ、ふっあぁ!ぃやっ」


 誰か分からない恐怖。土方かもしれない。だけど他の奴かもしれない。他の奴、そんな奴に俺のモノ扱かれてる、と考えるだけで体が無意識に震えだし、布で覆われた目から涙がどっと溢れ出た。


「いやだ。…ぃや、だ」


 しゃくり上げながら首を横に振る。そうしたら扱いていた手が一瞬止まった。が、それはホントに一瞬ですぐに上下に擦り、緩急をつけながら俺を追い詰める。けど俺の根元にはリングか嵌められて、ビクンビクンと誰かの手の中で跳ねるばかり。


「いや、だ!んぁっは、はな、せっぃあ!」


 グチュグチュって音たてられて、裏筋なぞって尿道口を指の腹でぐりぐり弄られたら目の前が真っ白になって背中が仰け反った。しかもその俺の反応が面白かったのか、俺の反応を楽しむように余計にぐりぐりと奥まで押し込んだ上に、爪までたててきやがった。
 こいつ…俺のいいとこばっか…っ!


「うぁあ!やめっあぁあぁっあー!!やだっいやだ!土方!!」


 思わず叫んでしまった俺の恋人の名前。言った後ではっとした。
 やば…土方の名前言っちゃった?これ、俺と土方の関係ってバレちゃう?
 色んなことが頭を駆け巡って混乱していると、そっと頬にあったかい手が触れたと思ったら唇にもあったかいものが触れた。
 一瞬何が起こったのかわからなかったけど、すぐに理解した。

 キス…されてる…?しかもこのキス…。

 舌を絡めとられ上を向いてる所為か、唾液が俺に流れ込んでくるけど上手く飲み込めなくて、口の端から零れ落ちていく。歯列も上あごも十分味わうようになぞられ、やっと唇が放れた。見えないけど多分糸引きながら。


「土…方…?」


 目の前の気配に聞くと、正解、と言わんばかりにもう一度口付けられた。今度は触れるだけの優しいキスを。だけど一言も発しない。だから俺は少しだけ不安になる。
 …土方、だよな?このキスの仕方は土方だけど、なんで喋ってくんねーんだよ。


「土方…だよ、な?」

「……」


 喋ってくれよ。声を聞かせてくれよ。なぁ!土方!!


 ボロボロと余計に涙が溢れてきて、土方の筈の手に包まれてる自身は萎えるばかり。


「土方ぁ…。ひじっう、ふっぁあっ…じかた、ぁ」



 必死になって土方、と震えながら呟いていたら、少し上の方からはぁ、と小さくため息が漏れた。


「ンな声出すんじゃねぇよ」

「ひじかた…」

「何泣いてんだよ」

「泣いてねーよっ」

「そんなこと言えるんだ」


 ……え?
 土方の声のトーンが下がったと思ったらいきなり後ろに入れられていたバイブが暴れまわった。いや、違う。土方がバイブを抜き差ししてるんだ。すると萎えかけていた自身も元気をとりもどして。
 それがイケない状態の今の俺にはすっげぇ辛くてもう頭ン中はさっきから真っ白で、今の俺が目隠しされてなかったら絶対目の焦点合ってないに違いねぇ。


「やっあぁあ!んっや、ああぁっやめっぅあ、は、あ!」

「止めるわけねーだろ。俺、イクな、って言ったよな?」

「は?…っやぁあ!ふっうあぁっ」


 ふざけんなよってめぇがリング嵌めてったのにイケるわけねーだろうがっ
 なんて文句を言ってやろうとしたけど与えられている快楽の所為で口からは文句じゃなくて喘ぎ声だけが絶え間なく出てくる。だから変わりに思いっきり睨んでやるんだけど、そんなことしても目隠しされてるから意味ないわけで。


「ぃやっ…ふ、ひじかっんンっ…イってなっぃ、あぁあ!」


 喘ぎ声を必死に抑えながら口から出した言葉は嘘なんかじゃない。そんなことリングを嵌めた本人が一番分かってるくせに、何でいちいち言わせるんだよ!
 なんて思ってたら。


「イってないって言い切れるのかよ」


 …どういうことだよ。


「こんな体を汗だくにして体震わせて。その上こんなに床汚しといてイってないって言い切れるのかよ。なぁ、銀時?」

「ふっぁ…んっ」


 こいつ…っ
 耳に息かかるくらいで土方のいい声で名前囁かれなんかされたら体が勝手に反応してしまって余計に熱くなってくる。反応したくないわけじゃない。だけど今反応したらすげぇヤバイ気がする。
 そんなこと思ってるなんて少しも思ってないんだろうな、何て考えてたらいきなり耳にクチュ、という音と同時に優しく囁かれた言葉に青ざめた。


「何回…空イキ、した?」


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