忍たま | ナノ

▽ 人類最後の希望のマスターが天女扱いされる。(ただし殺気はクライマックス)

人類最後の希望のマスターが天女扱いされる。(ただし殺気はクライマックス)
※英霊が忍たまよりかなり力的に強い書き方になっています。英霊だもの。

夢主ステータス
カルデアに所属する立花と同じ補欠マスターだった。
楽観的で窮地に追い込まれても何とかなるさー精神で生き延びてきた。

魔術王を倒し異聞帯もそこそこに攻略後、室町時代に小さな特異点があると言うことで小さいから藤丸は残って私が行くわ大丈夫と豪語しレイシフト。
都の外れの森にレイシフトしたつもりがそこは忍術学園の裏山。
すぐ見えるはずの都が見えずおやあ?となりあれ?サーヴァントの気配もなくない?とかなっているところに通信

《名前ちゃん!!!大丈夫かい!?》
「ダッダダダダヴィンチちゃん、とりあえず大丈夫!!とりあえず!!!」
《おい!名前サーヴァント共はどこに行ったかわかるか!》
「所長それがわかったら苦労しませんっっ!!」
《彼らは名前ちゃんの魔力を頼りにその内現れるとして、問題は周りが安全かどうかだ》
「とりあえず森!!亜熱帯とかではない!」
《敵生反応は特になしかな…とりあえず森の中はまずい、山賊とかが出ないと限らないからね、》
《とりあえず名前!少しでも人が通った後がある道探して!》
《名前先輩!おお落ち着いて深呼吸してください!》
「うん、立花とマシュの方がめっちゃ焦ってるじゃん、大丈夫、大丈夫」

通信機の向こうがとてもうるさい。我も我もと画面の前へと出てこようとする。

そんな中天の鎖が皆んなを制した

「王様、物騒ですよ」
苦笑いをすれば最古の王ギルガメッシュは鼻で笑った。
《たわけ、こんな事で騒ぐ奴らが愚かなのであろう。そんな下らないところでおめおめと命を落とすなよ雑種》
「はい、必ず我が王の元へと帰ります」
《はっ、精々足掻けよ》
それだけ言い残して彼はその場からさる。
《黄金のめは素直でないな、我が娘名前よ、無事に帰ってくるのだぞ》
フハハハハッッ!!と笑って去って行くオジマンディアス王
流石王様コンビ、信じてもらえているのは嬉しい事だ。
「みんな、とりあえず大丈夫。どうせ1人2人はすぐくるだろうし」
《くれぐれも無理だけはしなーーーガガっーーーあれ、通信がーーとりあえずはぐれサーヴァントとかと契ーーッ》
不意に通信が切れてしまった。そんなことはよくあることなので仕方ないがいかんせん今はサーヴァントが側におらず丸腰の状態。
山賊などに襲われたらひとたまりもない。
「日が高い内にどこかの村とかに出ないと…」
ガサガサと草木をかきわけしばらく歩くと軽く舗装された道に出ることができた。
「お、ラッキー。そしたらどっちに行くかなぁ…」
どちらを進むべきかキョロキョロとしていると背後の草ががさりと音を鳴らした。
「っ!」
勢いよく振り向きいつでもガンドを撃てるように指先に魔力を集中させる。

出てきたのは深緑の忍び装束に身を包んだ青年。彼はこちらを凝視してニコリと笑った。
「天女さまですね、ではこちらに」
「は?」

天女??というかこの顔どっかの教育テレビで見た気がするぞ。というより話が飛びすぎてわからない。

「?どうされたのですか?こちらにどうぞ」
「いや、あたし天女なんて者ではないので失礼しま」
「細かいことは気にするな!どの道忍術学園の敷地内に勝手に入ったお前は曲者だ!」
「うわぁ!?」
いきなり背後から羽交い締めにされ持ち上げられる。


そんでもって学園へ運ばれて、あ、これマジで忍たまや、って確信したところで学園長とお話し

「お主この時代のものでは無いじゃろう」
「え、なんでそんなこと知ってるんですか?」
と、まあ天女系お決まりのお話をする。

「時に学園長さん、最近いきなり力をもった城とか周囲の様子が極端に変わったなどの話あったりしますか?」
「なぜそれを知りたい」
「この時代を狂わす存在、聖杯がこの地にあるかもしれないからです」
「聖杯とな?」
「ええ、その聖杯を回収してこの時代を守るのがわたしの役目なので」

この話で学園長がコイツ天女ではないのか?と考え出すが変に情報収集されても困るしなとの事で学園を拠点として提供

「特にそんな話は聞いておらんのぉ、まあここを拠点にするが良いここなら情報は入ってくる」
「ありがたいですが、なにやら、その、先ほどから視線が…」

「すまんのぉ天女さま、これまで幾多の天女の所為で学園は警戒状態での、くれぐれも余計なことはせぬ様に」

釘を刺されたがこれ身動きできないやつなのではと1人心の中でごちる
交渉ごとを立花とかモニター越しにロマニやダヴィンチちゃんばかりに任せていたのをちょっと後悔した。
天女のこともさっぱりなまま学園に連れてきた伊作に長屋を案内される

「天女さまのお部屋はここです。食堂はまた後でご案内しますそれでは」
「ありがとうございます」
「頑張って足掻いて生き永らえてくださいね」
「は?」
ニッコリとまた人の良さそうな顔で物騒なことを言われた。


部屋でとりあえずおとなしくしてろと言われたのでゴロゴロ、駄菓子菓子…いや、だがしかし視線が気になる。相手は気配消してるんだろうけどうちのアサシン達の気配遮断スキルと比べればまだまだである。
「あのー、何かご用ですかー」
反応なし

「うーん、通信もつながらないし困った困った。ねぇエドモンどう思うー?」
『クハハハハ!!俺を呼ぶかマスター!』
「流石に相談相手欲しいなぁーって思って」
わたしの影から出てくるのはサーヴァントであり共犯者の岩窟王エドモン・ダンテス
一応空気を読んでか霊体化してくれている。なので周りからはわたしの独り言に思うだろう。
「エドモン一応メンバーにつけておいてよかった。後1人ぐらいは寝ればすぐ来れると思うんだけどねー」
『あぁ…アレは傍観者に過ぎない。期待はするな』
霊体化のエドモンとお話しという名の外部から見たら独り言が始まり天井にいるやつの気配がコイツなにしてんの?って視線に変わる気がする。
サーヴァント1人目岩窟王エドモン・ダンテス

「今のところ何をしていいのかはわからないけど、ここには天女なんて存在はないはず」
そう。某教育テレビを見た中ではそんなそんな話なかった気がする。歳を重ねるごとに見ることはなくなったがこんな殺伐とした空気をNはするだろうか。
どうしても天女というのが引っかかる。

「天女さま」

「うわっはい!」

「少しよろしいですか?」

襖をあげれば濃紺の忍び装束
うどんの様な髪の毛とフッサフサな狐色が目に飛び込んできた。
2人は部屋まで案内してくれた彼の様に貼り付けた笑顔で部屋に入ってきた。
「俺五年い組尾浜勘右衛門っていいます」
「私は五年ろ組鉢屋三郎です」
「どうもわたしは名前です。よろしく」
「はは、よろしく。喉乾いたでしょうお茶をお持ちしました」
「わぁお気遣いありがとうございます」
差し出されたお茶をなんの躊躇いもなく飲む。
「ところで天女さま、俺たちの事知っていますよね?」
「ちゃんと知ってる訳ではないけどある程度なら…」
「今までの天女さまも俺たちの事を知っていたんですよ」
「へぇ、そうなんだ因みにその天女さま達が未来から来たって聞いたけどどの時代って言ってた?」
「へいせいとか、最近来たのはへいせいの次のれいわって言ってましたよ」
「令和…?人理修復されたとこから来たのかな…」
そんなこんなで話をしていると2人がどこかしらそわそわしている事に気がつく。
「…あの、天女さま、」
「?はい?」
「お身体はいかがですか?」
「これといって何も?」
「失礼します」
「え?あ、」
わたしが手をつけていた湯飲みを鉢屋が口をつけた。
「っっ!!!!」

その瞬間バンッ!と勢いよく襖を開け外へ駆けていく

「えっと…」
「あ、あはは〜アイツどうしたのかなぁ、気にしないでくださいね!!じゃ!俺はこれで!」
「はぁ、どうも」
なんだったんだと不思議に思っていれば
『差し詰め毒を盛られたな』
「あ、マジで?」
耐毒スキルにより毒殺失敗。

その後夕食を取るため食堂へご案内。
食堂での視線の痛い事痛い事。
あ、食堂のおばちゃんの飯うま完食してそのまま部屋に戻ってバタンキュー。

「やぁマスター、元気そうで何よりだよ」
「でやがったなろくでなし胡散臭いお兄さん」
目の前に現れた青年…マーリンはとても素敵な笑顔になる。
「そんな本当のことを当たり前に言わないでくれたまえ」
「さてと、夢に出てこれたってことは具現は可能?」
「あぁ、勿論だとも今まさに君の枕元にいるよ」
「どんなホラー」
「因みに結界張ってあげたよこれで寝首をかかれる事はないね」
「助かるぅ〜ありがとうね」
「いやぁしかしエドモンくんを付けていたのは良い判断だね彼は君から離れることは決してないからね今回のケースだと助かったね」
「お陰でボッチで寂しくなることはなかったよ。」

「さて、とりあえず困ったことはこの学園を歩こうものなら殺される学園から出ようとするもんなら殺されそうになるってとこかな」
「天女と彼らは君の事を言うけどそれと関係は大いにあるだろう」
夢の中のレムレム会議ターイム

サーヴァント2人目花の魔術師マーリン

「ねぇ、天井開かないんだけど!」
「襖も開かん」
「床下は!」
「無理だ…」
「この部屋ごと爆発させてやろうか」
「おい、誰が直すと思ってんだ!」

結界により真夜中の暗殺失敗!!




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