四十物くんと恋人未満
2019/10/06

七星「七夕の日に降る雨は催涙雨って呼ばれてね、逢えなかった彦星と織姫の涙なんだって。私も恋をするならそういうロマンチックな感じがいいなぁって思っててね。例えば会うのを年に一回にするとか。ねぇ、聞いてます??」

ディビジョンバトル?ってやっぱ東京メインで行われるのかな?となるとオオサカとナゴヤは東京に出向くことになるのか?なんでもいいけど十四くんが遠征することになっても面倒くさいからついて行かないよ?の一点張りで付き添うつもりなんて1ミリもない七星たや
「なんで私がついて行かなきゃいけないの彼女でもあるまいし」
「えっ」
「えっ?」
ってなる十七?

ぐずぐずタイムの十四くんの慰め方を把握してきた七星たや、カッコイイとか麗しいとかとにかく顔を褒めまくってテンション上げさせるけどそのせいで十四くんは完全に七星が自分のことを好きだと思ってるから物凄く感情が噛み合ってない十七

七星は多分通学の関係で現在親元を離れて夕十くんと二人暮しだけどバンド活動は主に夜だし同級生とかにバレないようにしてる。練習帰りで夜遅くに歩いてたら十四くんとバッタリ遭遇して、こんな遅くにいつもと違う風貌で出歩いてる=危ないバイトをしてるって勘違いされて家に連れ込まれて欲しい

七星たや動画配信活動して欲しいから首から下だけ映してるベース演奏してみた系とゲーム解説動画(弟メイン)出して欲しいし身バレは徹底してたのに何故か十四くんにバレててあまつさえ全部チェックされてて埋まりたくなる回
七星たやが動画配信してるの知った十四くん、最初はこっそり視聴して自分の知らない七星を知れて満足してたけど身隠ししてるとはいえ体格とか声から女ってことはバレてるから不埒なコメントとかもあって不安になり七星に動画配信やめるよう言うも自分も見てたことがそこでバレるというオチ

十四くんがファンサとかで他の女の子と絡んでるのは知ってるしそういう職業っていうのも知ってるから何も言わないしそもそも彼女でもなんでもないしどうせ気が変わればすぐ彼女の1人や2人簡単に作れるんでしょ知ってるんだからって否定しながら嫉妬してる天邪鬼七星たやに想いを馳せた
そんなことを気にする女だなんて思われたくないしまだ恋心を受け入れてないから一人でもだもだしてそうだけど、こんなめんどくさいなら恋なんてしたくなかったって思ってる時点で自覚はしてるのでは…?

七星たやは十四くんの厨二言葉がある程度翻訳できるようになったとはいえエネルギーを使うし正直それと普通に会話してる自分もなんか嫌だから「大事なことはちゃんと言ってくれなきゃ受け取らないし返さないから」ってそっぽ向いてそう。なんだかんだ女の子

七星が自分のことどう思ってるのか気になる十四くん(あわよくば好印象な返答がほしい)、恐る恐る七星たやに聞いてみるけど対する七星は(あ、これ肯定しても否定しても面倒になる気がする…)って秒速で思考を巡らせた結果「四十物くんは今のままがいいんじゃないかな」ってめっちゃ曖昧な答えを返す回
十四くんには肯定的に捉えられて結局面倒なことになった

七星たやそんな優しい女ではないから姉弟喧嘩した時普通に夕十くんのこと十字固めするし「我は美しい…」って悦に浸ってる十四くん見ながら(四十物くんじゃなかったら腹パンしてたな…)って思ってると思うよ

七星たやの活動ネーム、名前そのままは使えないからORiとかでいいかな。催涙雨→織姫から取った。
七星は織姫とかいう名前じゃなくて心底よかったと思ってる(姫なんて柄じゃない)けど、十四くんに「我の織姫」とか言われたらウワアアアやめてええええ!!!って暴れビンタしかねない
七星「織姫とか彦星なんてロマンチックネーム付けられなくて本当によかった…」
夕十「それな。親と時代が違ったら彦星(アルタイル)なんて名前になりかねなかった」

十四くんのライブには場違い過ぎて行けないけど曲は聴いてるしなんならベース耳コピしたりしてる七星はいそうだし何となく弾いてたら十四くんにバレて(曲聴いてることも隠してた)「ち、違っ…!これはその、たまたま偶然聴いていい曲だなって思ったから…!」ってあたふたしてるから抱きしめられて

変にポジティブなタイプの十四くん、七星たゆを連れて寂雷先生の元を訪れてこの子愛がわからない病気なんです我の愛を受け入れられないなんて有り得ないって泣きながら治療お願いするクソギャグ思いついたけどわざわざ名古屋から新宿まで行くな

ORiの格好のまま帰路についてたら十四くんと遭遇して固まる七星、十四くん(七星だってこと知ってる)にファンです握手してくださいみたいなこと言われるから穏便に済ますために応じるけど全然手離して貰えないし手の握り方というか触り方がなんかねっとりしてるから怖くなってそそくさと逃げる回
十四くんはなんか七星の手好きそうというか好きであってほしい。にぎにぎしたり自分の頬に手繰り寄せて包んでもらったり

四十物くんの言語が理解不能なのはいつもの事だけど今日はやけに長いな…って思いながら聞き流してたら天国さんがきて十四くんのこと連行していくからそのままバイバイするけど何故か十四くんは泣いてるし結局何言ってたのか1ミリも分からんかったしなんだったんだろう…ってなる七星
いつもは空却くんとか天国さんが翻訳してくれるのに目で助けを求めてもさすがにこれ(愛の言葉)を訳すのは野暮って事で立ち去られるから(なんでいつもみたいに訳してくれないんですかちょっと波羅夷さん天国さん…!?)って泣きそうになる七星(この間ソワソワしながら返事を待ってる四十物十四)
七星、天国さん呼びは固定だけどくうこうくんはわからない。意外と接しやすそうだったら空却さんになるかもしれないけど距離感掴めない間は波羅夷さんだと思う

オフの十四くん好きな子に拒絶されるのすごい怖がりそう故にヘタレそうだけど七星はなんだかんだ優しくしてくれるし拒絶されないのわかってるからやめられないとまらない攻め攻め系十四くんであってほしいからうちの四十物十四は多分かっぱえびせん
振られるという拒絶を2回も味わってそれでも七星という人間を知ってるからこそめげないねばーねばーねばーぎぶあっぷ精神の十四くんを推したい十七

ちょっと冷静になったからバレンタインが近づくと露骨なアピールする十四くんについて考えてみたけどバレンタインだろうとクリスマスだろうとイベント事=面倒くさい七星は「忙しいから」で切りそうだし十四くんは泣いて
いや、バレンタインに関してはファンの子にいっぱい貰ってるだろうしたかが私の1個なんて要らないでしょって考えだし、クリスマスは一緒に出掛けるなんてまるで恋人同士みたいだから良くないと思う…って意味で断ってるだけで傷付けたい訳では無いんだ本当だよ

七星を誰にも取られたくないから弱気のままじゃいけないと思うけど拒絶されたら立ち直れないからなかなか1歩が踏み出せない十四くんいそうだし、それでも何かアクションを起こされた時震えてる十四くんを見ると突っぱねることはできないから首を縦に振ってしまいがちな七星はいる
ただ自分を奮い立たせ勢いが余りすぎた十四くんにびっくりした七星が「やっ…!」って反射的に言ってしまってびくっとしてしまう十四くんは正直見たいしバッと離れて「ご、ごめ…」って泣き出すからまたやってしまった…って十四くんを抱きしめてあやす七星、そういうとこだと思う
嫌いであればそもそも七星は最初から無視するから、突き放さず接触を許してる時点で大分十四くんが特別だってことを本人も気付いてはいるとおもうけどまだ認めたくないのかもしれない

七星が素直じゃないせいで毎日十四くんに泣きながら相談されては疲れてる天国さんからもうちょっと優しくしてやってくれってお咎め(?)を食らい「う…」ってなる七星いそう
天国さんを挟んで攻防する十七とかないかな…仲良くしなさいって言われても「だって七星/四十物くんが逃げる/追ってくるから…!」ってグルグルする



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