相反する立場 | ナノ




9

《side Detective》


コナンは探偵バッチを取り出して話しかける。


「灰原聞こえるか。灰原ー」

『遅いわよ。こっちは子供たちを宥めるのに大変だったんだから』

「ワリィワリィ」

『で、』


灰原の声が小さくそして緊張を伴ったものになる。

『何があったのかしら?やっぱり彼ら?』

「奴らが関わってっかはまだはっきりしねぇ。だが……」



そして俺は話した。

大和社長が殺されたことを、容疑者は誰なのかを。



「奴らが関わってるとしてさ大和社長を狙った訳とか分かるか?」

『さぁ分からないわよ。そんなの』

「なら、大和社長が黒の組織の一員だっていう可能性はあるか?」

『知らないわよ。彼処は秘密主義だらけなのよ』

「そうか」




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