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トンボ鉛筆 おんぶっくBC-OB第二回
2009/11/01 06:00


 過去記事でAと書いたはずのところがBとなっていた。やれやれ、平行世界へ来てしまったようだ。修正して嘆息したあと、この世界も物理法則やボクの立ち位置は同じかな、もしかするとこの世界は対称型になっているかもしれない、なんて思いながら周りを見渡した(ライトノベル的文体)。
 昔P.K.ディックの「高い城の男」を題材に本をつくろう、と誘われて読んだ。
第二次世界大戦で枢軸側が勝利した世界を描く歴史IF小説で、作中小説として連合国側が勝利した歴史(我々の世界の歴史)が登場し、明瞭な虚実のなかで真贋の問題を扱う。
 関係ある人々が離れていき、無関係と思われた人々が接点を持ち、多層的に世界が変容していくこの小説を最近再読、たいへん面白かったのだが、当時の私にはそれがわからず期待に応えられなかった。思索と思考の波に溺れる心地よさを楽しむ小説で内容がない印象を受けたのだった。
単に、独創性信奉に懐疑的な私のために紹介してくれただけだったのかもしれない。
 さて冒頭の件だが、手書き草稿を確かめると、ちゃんとAをAと書いていた。
なんだ、ただの入力ミスか。なんで気づかなかったん……

高い城の男(1984年)(ハヤカワ文庫SF)

高い城の男(ハヤカワ文庫SF568)


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 on bookボールペンを分解すると、替芯受け後方にうまい具合に肉抜き穴があることに気がつきます。
この替芯受けの奥にφ2.3mmの孔をあければ、同社BR-VS芯(JIS油性D型、Pフィット用)を装填できるようになり、しかももとのBR-SF芯との適合性を損なわずに共用化できます。
ただし、この改造の成功を私は保証しません。


 失敗したらやり直しはきかないので、まっすぐ偏らないように穿孔し、その後、奥に0.5mm厚のプラ板を入れてペン先の出具合を調節します。
失敗したらもう一本買ってくるのがよいでしょう。



 個人向け、なかんずく大衆向けは共用性や互換性を特長としたほうが訴求力が高まると考えられることもあり、同社P-fitも併せて設計変えてくれないもんでしょうか。
しかしよく思い返してみると、ボールペン=使い捨て品が世間の常識なのであんまり意味がないかもしれません。


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