OLFA細工カッター替刃XB141

OLFA細工カッター141B
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　カッターの刃には、60°に折り目がつけられた従来品のほかに30°に折り目をつけた刃もあり、NTではAD型替刃、オルファではXB141として両社から発売されています。

NT製は刃の末端も30°なのに対しオルファ製は従来品と同じく60°で連発式にも装填できます。
もとはNTプロAやオルファ141B用、鋭角なため切っ先の見通しがよく、刃を折り取るとNT D400デザインナイフにも使えるのが利点です。

　紙を切るにも鉛筆を削るにも良いのですが、60°刃は12回折れるのに対し30°刃は6回しか折れないのが欠点と言えましょうか。
繊維質の紙は手で簡単に引き裂けるも、カッターにとっては刃を鈍らせる大敵で、耐水紙(耐水性と引き裂き強度に優れる合成紙)よりも手強いため、折れる回数は多いほうがよいのです。
紙を切る際はカッティングマットを敷き、定規にあてがう際は定規の背側にあてがい、金属板を貼り付けたカッターメイトつき定規を使います。
　折った刃は、洗って乾かしたスチール缶に入れ、刃が漏れ出ないよう潰して不燃ゴミか資源回収に出すのがよいでしょう。

オルファのポキという刃折器ならそのまま不燃ゴミに出せます。
また、ポキの蓋を外してスチール缶にしっかり押し込んで被せ、ある程度刃が溜まったら蓋を外して同じように潰して資源回収に出すこともできます。
ポキの蓋を外すのは非公式な用法のうえ、ちょっと力がいるので誰かに手伝ってもらおう。
※2015年8月24日：ポキ蓋は一部の缶にしか合いませんでした。

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