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NT カートリッジ式カッターA型刃(通常サイズ)5連発 A-1000RP
オルファカッター替刃 替刃(小)特専黒刃 BB10K
マーケットプレイス品
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刃物の本体たる刃を研がずに使い捨てる折る刃式カッターには、柄に予備刃を内蔵して連続使用する連発式が存在します。
今回は、不意に刃が動かない
オートロック機構を持ち、
マガジンに収納したA型替刃5枚を次々に
排出、装填できるA-1000Rです。
- 刃を出すのにチキチキ動かす部位、すなわち押手(スライド)は常に固定され、押手を押すか引くかしたときだけロックが外れて前後動させられます。
何が何やらですが、刃だけを掴んでは動かせないけれど、押手でなら刃を動かせるという都合のいい方式です。
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画像上が前方。
押手裏側には前後にツメがあり、
前進時、前のツメは沈み、後のツメが出て後退を防ぎ、
後退時、前のツメが出て前進を防ぎ、後のツメは沈みます。
通常はどちらも出て押手を固定します。
作動が重いのが難点ですが、滑り止めが効いて不便を感じません。
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押手を最前進させると先端が迫り上がって刃の取付穴から外れ、刃を抜き出せます。
この作動が堅いので注意。
排出後、押手を最後退させると再び刃と連結します。
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マガジンを外すには、
押手を最前進させて刃を排出、
後部の赤ボタンを右側面から押して
マガジンを後ろへ引き抜きます。
刃が残っていると、柄内に刃が一枚取り残されてしまうため不用意にマガジンを外せません。
刃をマガジン内部に沈み込ませつつ(押手と刃の連結を解きつつ)押手を前進させたうえで、マガジンを外せば刃を抜かずにすみますが、あまりお薦めしません。
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マガジンの底板を押さえながら刃を前方から挿入、これを柄に戻して押手を最後退させたら再び刃を出せます。
マガジンを戻すとき、赤ボタンを右側面から押しておかないとマガジンが入らないので注意。
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刃を出すとマガジンに控える刃を覗けます。
透明ラッカーで塗装されたアルミ合金の鋳物と精密なステンレス板プレス部品を組み合わせた柄にオートロック機構と連発式を採用した完璧なカッター、かと思いきや、クリップがないため携帯に向かず本体には刃折具もなく、三角形の刃折具が同梱されます。
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本品は銃刀法第22条但書の「この限りではないもの」に相当するとも思いますが、世相を反映してかストロングな外見とは裏腹に単体運用できず野外使用や携帯を想定していないようです。
では、これの目的はなんだろうと思うと、机上での工具として企画設計されたのでしょうね。
さて次回も連発式、より簡便な装填法を持つ
オルファMZ-Sです。