パイロット フリクションボール スリム 0.38mm 10色セット LFBS-18UF
マーケットプレイス品
フリクション038;Amazon検索
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熱変色メタモインキを用いた消せるボールペン、フリクションに極細0.38mmノック式が出ました。
ノック式にはすでに0.5mmと0.7mmがありますが、それとは異なるペン軸と替芯型で2012年10月発売。インク10色、日本製?
商品特徴に合わせてかペン軸径が鉛筆並みに細く、クリップもなし。
芯繰り出しは側面のスライドレバーで行い、ノックボタンに見える尾端のゴムは消去ラバー。
スライドレバーは意外に使いやすいけれども、慣れを要するのが難点。
細字化したためかインクが乾きやすくなり、筆記後すぐに消せます。
それでいて書き出しかすれが見られず。
夏場になるとどうかはわかりませんけども。
透明な下軸(前軸)を回して外し、替芯を抜き差しして交換。
◆替芯LFBTRF-30UF3(3本組、黒赤青のみ)
LFBTRF-12UF(1本、その他7色)
φ3.6mm×87.5, ペン先径2.3mm
ボール径/筆記距離;0.38mm/120m
・互換性;
多色フリクションと互換。
左から
ゼブラJK芯、本品LFBTRF-30UF、多色フリクションLFBTRF-30EF
ゼブラJK芯と外径が0.1mm違いで、替芯全長を合わせれば本品ペン軸に入ります。
従来最も細いフリクションはキャップ式フリクションポイントLF-22P4 0.4mmボールでした。
あれのペン先はハイテックCと同じ三点支持パイプティップ。にもかかわらずインクづまりしやすかったりして色素粒子が大きいんだろうなあ、と思いましたが、今回はもうちょっと細い0.38mm。なんですけど今のところつまることなく順調。
自社発明のペン先を改め、伝統的な円錐形ペン先を採用するのには抵抗もあったんじゃないでしょうか。
この製品は外見が
三菱スタイルフィット単色軸に似ています。
あの細いペン軸を筆入れにたくさん入れて使いわけるのがいいんだそうで、これも同じ考えのようです。
知財ビジネスが隆盛する現在、あらゆる模倣が悪に見えますけども、目的が同じだったら似た形になったりしますし、広く流布して一般的となった形式をまねることには消費者も疑問を感じていません。
それにしても透明な下軸はどうかと思いますが、これは三菱ファントム(フリクションと同原理の消せるボールペン。パイロットが特許侵害で提訴し、のち請求放棄)への意趣返しでしょう。