ぺんてるシュタイン消しゴムZEST10AP桃
ぺんてるシュタイン消しゴムZEST10AC青マーケットプレイス品
ついでと言ってはなんですが
シュタインシャープとともに発売された塩ビ消しゴムを試してみましょう。2012年7月発売、日本製?
同社アイン消しゴム軽く消せるタイプを、
- 細長くして、文章筆記やマークシートにも使いやすく、
- 黒くして、消しゴムの汚れを目立たなくした製品。
「軽く消せる」に加え、紙巻きに「キレイに消せる」表現が追加されました。
1行め(上段)は書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返した。
左から
ぺんてるAinシュタイン芯.9/B、同.3/HB、三菱ユニ3B
消しかすはまとまらず、消耗(減り)はやや緩やか。
他の塩ビ消しゴムと同じく、軟芯を消すと紙上の黒鉛を延ばす点が短所。
消しゴム表面の汚れが目立ちにくいという黒消しゴムの利点は、3Bや4Bの軟芯で書く場合には逆転することがあります。
消字力自体は優秀で.3mm芯も3Bも消せます。
SEEDレーダーに較べると消すときの感触(消し味)がかたい印象があり、「軽く消せるタイプ」の看板に沿わないのが不利なところ。
「しっかり消す」と表現したほうがいいような感触ですが、力をこめて消すのは逆効果なので、誤解を避けるために「キレイに消せる」表現を追加したのかもしれません。
本品と同素材のAin軽く消せるタイプZEAHは、製造中止となったハイポリマーレギュラーZEHとも同素材に感じます。
同じく製造中止となったハイポリマーライトZELは実際軽く消せたから、あれもAin消しゴムに引き継いだらよかったんじゃないでしょうか。
ぺんてるは以前にも同形状のマークシート用消しゴムZEM105とAin消しゴムシュタインカラーZEAHS10を発売していました。
限定品のシュタインカラーと違いマークシート用と本品は定番品。
この細長いかたちは、断面積が同社60円消しゴムと、長さが同社百円消しゴムと同じ。
従来の百円消しゴムより体積が小さいのですが、代わりに使いやすさ(利便性)があり、主流になっていくんじゃないかと予測しています。
これからインフレだというんで、時代に合っているかもしれません。スタグフレーション期間が数ヶ月で済むといいですね。
紙巻きの色は青と桃(ピンク)。
白黒にしたとき明色にならない色に見えたからてっきり赤だと思ってました。
こちらは全5色。限定といっても12万個限定なのでまだありますね。