▽ 暗殺者存在感
黒子テツヤに話しかけられて二週間がたった。
あれ以来彼は私に話かけて来なかった
・・・・・・・といっても私が気配を消して関わらないようにしてるだけだけどな←(オイ)
そんなある日・・・・
転機が訪れた。
「・・・・・・・・」
『・・・・・・・・』
「・・・・・・・・」
『・・・・・・・・』
今日の夕飯はマジバで済ましていた所、何故か目の前にはいつかの影の薄い黒子テツヤがいた。
『何故お前がいる?』
「眞田さんに聞きたい事が沢山あるんです」
『手短に』
その質問は意外な事だった
と言うか、全員が聞いたら驚愕するだろう
「どうやったら存在を強く出来ますか?」
『・・・・・・・・・・・・・・・』
正直な所、驚きすぎて言葉が出ないところだった(無表情だが)
「・・・・・実はバスケ部に所属しているんですが・・・〜〜〜で〜〜〜」
『・・・・・・・(手短にっつたろ)』
それはさて置いて・・・・話は長く続いてしまった
『要するに誰にも気づかれないと不便だと?』
「はい」
『・・・・・何で私に聞く』
「屋上で話している時に、いつの間にか消えていましたよね?」
『人とはあんまり関わる気はない』
「・・・・・・・そうですか」
本音をいった瞬間、何故か黒子はポーカーフェイスのままでいるが、どこか悲しげな表情をしていた。
「あの・・!」
『(今度は何だ)』
「もし、気配を強く出来るのら教えて下さい!」
『・・・・・・・・・・あぁ(暇だしいっか)』
「そ、それと・・・」
『今度は何だ?』
「ぼ、僕と友達になりませんか?」
『・・・・・・・・・・・・』
危うくズッコケそうになった死兎だが、なんとか持ちこたえた
「と言うわけで、これからもよろしくお願いします。眞田さん」
『あぁ、よろしく』
なんだかんだで友達になった黒子テツヤと眞田死兎であった。
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