黒バス長編 | ナノ


▽ 暗殺者気配


あれから一週間が経って、だんだん学校にも慣れて来た

そして、あるイベントが始まっていた・・・

「バスケ部はいりませんかー?!」
「茶道部いいですよー!!」
「野球こいやー!!」

そう、部活の仮入部である。
私は入るかって?あえて入るとすればアーチェリー部だ。
アサシンであるの者、弓などの鍛錬を行っている
しかし、そこまで鈍っていないし寧ろ無駄な時間を潰すだけだ
私は帰宅部である。




それからお昼になったあと、一人でお昼を食べていた。

『・・・・・・・・』

死兎がいる場所は屋上であった。
普段から一人で食べている事が多いため友だちが居なくてもあんまり気にしなかった。

・・・・・・・・・が、死兎はなにか気配をずっと感じていた。
といっても、どんな相手が私の後を追いかけようがすぐに分かる

入学式が終わって3日辺りだろうか
教室や昼食を食べている時からずっと誰かに見られている
・・・・・・・ストーカーか?まぁ、例えストーカーでも殺すまでだな←(ダメに決まってるだろ)
まぁ、ちょいと驚かしてみるか←(驚かすどころか脅迫に近い)

『誰だ?』
ビクッ
『・・・・さっさ出て来い、殺すぞ』
「あ、あの」

この声は何処かで聞いた事があるようなないような・・・・

「眞田さん・・・ですよね?」
『・・・・・・・そうだ』

死兎の目の前にいたのはいつも影が薄くいつもポーカーフェイスでいる同じクラスの黒子テツヤ
もしかして彼が死兎のストーカー?の可能性もある。

『要件はなんだ?』
「あの、その、・・・・」
『・・・・・・・』
「こ、これ、先生から・・・です」
『・・・・・・ご苦労』

どうやら、本人はただ死兎に先生に頼まれた物を渡しに来ただけらしい。
が、

「あの!」
『まだあるのか?』
「一つ・・・いいですか?」
『・・・・・・・』
「何で僕がいる事分かったんですか?」
『気配で分かる』
「・・・・・・!!」
『・・・・・(そうか、こいつ影が薄いから人に気づかれないだった)』
「眞田さんは、・・・超能力者なんですか?」
『は?』
「僕を見つける人は一人も居ないんです」
『・・・・・だから?』
「その、・・・眞田さんが初めてなんです」
『そうか』
「眞田さん!あの!・・・・あれ?」

先ほど一緒に喋っていた眞田のすがたが見当たらない
もしかして幽霊?超能力者?
ずっとその場で一人で自問自答をし続けている黒子の姿が珍しく皆の目に写ってただとか・・・・・





『あ〜、だりぃ』

黒子テツヤか・・・・何を考えているか分からんし、オマケに影が薄い
つまんないなぁ〜・・・・

と、考えながら気配を消して自分の教室に戻った死兎だった。



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