あとがき


皆様こんにちは、皐月マイです。


炎のゴブレット編、ようやく完結いたしました。長い話をお読み下さり、本当にありがとうございます!

前回のアズカバンが全20話なのに対し、今回の章はなんと全52話という超ボリュームになってしまいました…途中何度か行き詰っていた連載でしたが、図書館と言う最大の味方とタイミングの良い金曜ロードショーが功を成し、最後は怒涛の勢いで書き上げました。

今回の章で一番要望が多かったのは、もちろんセドリック生還ENDでした。
ですが、私の技量ではその後の話が作れないと判断したので、彼には最終的に原作通りの結末を迎えてもらう事になりました。
私自身『原作の話が、一番綺麗な完成系だ。』という感覚のもと小説を書いているので今後も原作通りの展開になると思います。
ただ、一番大好きなスネイプに関しては、どちらのENDも書いてあります。
最終的にどうなるかは、それまでの話をもっとよく練った上で判断したいと思っております!

拍手メッセージやメールで何件か、感想や意見に、今後の物語を左右されることがないように…とご心配して下さった方がいらっしゃいました。
実はもう既に、大切なシーンや大きなイベントの運び方は決めてあります。
頂いた要望などで話の展開が変わるという事はほぼありませんので、ご安心くださいませ。


さて、今回は前回と比べてヒロインの性格が若干変わりました。

イメージとしては、去年までは自分の居場所をいまいち確立できていなかった感じでしたが、今年に入ってからは親友と呼べる存在も居て、彼女もドンと腰を据えることが出来たのではないでしょうか。

炎のゴブレット編は、少しずつ恋愛要素も取り入れていました。
来年からはもっと恋愛要素が強くなっていくので、そちらも書き手でありながら楽しみです。

これから、ヒロインの新たな夏休みが始まります。
今後の展開も楽しんで頂きたいというのが、私の本望でございます。
女王様、時々子猫ちゃんなヒロイン達が織りなす物語をお楽しみにお待ちくださいませ!

最後に、この小説に貴重なお時間を費やして下さったあなた様へ愛を込めて。



2017.07.25 皐月マイ




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