暑さに感覚は鈍る グレナツ


旧メイン+から移動
ちょこっと修正しました


「あぁあちぃ」
「クソ暑いな」

今、マグノリアは夏の真っ最中だった
しかも今日に至ってはかなりの猛暑日だ

「なぁグレイ、お前の氷でアイスかなんか作れねぇのかよ」
「食用のものはさすがに作れねぇって」
「なーんだつかえねえなあ」
「つかえないとはなんだ・・・」
「はあ・・・あっちぃ・・・」


無視かよ・・・まあいつものことだけど

そういえばナツは炎の滅竜魔導士だったな
その所為か体温も標準より高かったはず
俺は氷の造形魔導士
逆に俺は標準より体温は低い

「ナツ」
「あぁ?」
「俺の体はおそらく冷たいぞ」
「・・・へ?」
「俺がナツを抱擁すれば冷たくて気持ちいんじゃないか」
「何言ってんだお前!!そんなの絶対しないからな!」
「もう遅い」

俺はスキを見てナツに抱きついた
やはり抵抗はしたがここは俺のほうが体格は大きい分、力でおさえつけられた

「バッ、おまっ、ここギルドだぞっ!?」
「気持ちいだろ?」
「・・・あ、た、たしかに・・・」

やはり俺はナツよりは体温は低いらしい
前、ギルドに奇妙な依頼書があって
ウーゴ・デル・ラスチ・ボロカニアという魔法にかかってみんなの精神が入れ替わったとき
俺の体に入ったルーシィがあんなに寒がっていたほどだ
俺の体温はかなり低いのだろうな

「あー・・・グレイ冷たくて気持ちいなあ」

いつの間にかナツはあまりの暑さにか、周りに人がいるのにも関わらず俺を抱きしめていた
猫のように顔をすりつけてくるしてくるナツがあんまりにも可愛すぎて俺もより強く抱きしめ返した



ギルドの俺達の周りにいた奴らは、どこか微笑ましそうにこちらを見ていた



----------------


現実的なことを言えば猛暑日なんだからグレイも汗でベットベトなんでしょうがね((




prev | next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -