change lover2






「なんだよ。いてえな。」


背中を打った為か不機嫌な先輩の頭を押さえつけてそのままキスをする。先輩は一瞬動きを止めたが直ぐに暴れ始めた。


「てめっ!!な、今なにしてんのか分かってんのか?」


真っ赤な先輩を初めてみた。口をゴシゴシ拭いながら、何か言っている先輩に再びキス。いつきごめんね。これって浮気になんのかな。でもやばいよ。先輩だって分かってもチョーちんぽ勃つもん。もういつきごと先輩愛しちゃってるレベル。


だけども更に先輩が憎らしく見える矛盾。俺を嫌がるわけ?


「先輩。なんで先輩がお酒飲んだら皆離れていくかわかりますか?」


「はっ?」


先輩の動きがとまり息を飲むのがわかる。俺は先輩を押し倒したまま顔を耳に寄せた。先輩の匂いに股間が更に硬くなる。それを分からせるように太ももにゴリゴリつくように動かす。


「先輩はねえ、お酒飲むと可愛くなっちゃうんですよ。それで、とってもエッチになるんです。


ねえ、先輩、柳と酒飲みました?」


「ひっ…の、んでねーよ、バッカじゃねーの?!」

「馬鹿なのはあんただろ?今までなんにも疑問に思わなかったのかよ?!


先輩はねえ、毎回毎回俺とエッチしてたんだよ!それなのに柳と付き合う?!ふざけんな!あんたの身体も心も俺のもんだ!柳なんぞにやるか!」



そう言った時の先輩は目が零れ落ちるかと思うほど見開かれて、本当に知らなかったようだった。そんな姿すら可愛く感じる俺はどうかしてる。普通の男で、別にこれと言って褒めるところない顔してんのにめちゃくちゃ愛しい。俺はまだ認めようとせずにいやいやと首を振る先輩にとどめを刺すことにした。



ポケットからスマホを出して動画を再生する。昨日いつきにお願いしたこと。それはハメ撮りだった。


『ひっ、あっあんっ、いいっ!!!おちんぽいいのぉ!修平のおちんぽぉ!もっと、あっあっあっ、あんっ、ちんぽおくまでぇ!!あっ、イクッイクゥ!!!修平らいすきぃいき!修平修平修平!!!ぁあああ!!!」



いつきはドロドロにとろけた顔で俺のザーメンを身体中に受けた身体で喘ぎまくっていた。まさに今、先輩が横たわっているカーペットの上で。先輩はそれを見て青ざめている。耳を塞ごうとする手を掴んでひとくくりにし、押さえつける。動画は一時間程あり、全てを見終わる頃には先輩は放心していた。それはそうだ。まさか自分が酒を飲み、知らないうちに後輩に犯されまくり、挙句に愛していると自分で叫んでいたのだから。もちろん、いつきとはわざと何時もより濃厚にヤリまくったし、いつきも演技してくれていた。



「嘘だ…こんな…いつから…」


「嘘じゃないですよ?またみますか?ほら、美味そうにこのエロい唇で俺のちんぽ咥えてますよ?煙草吸う以外に先輩の口にも吸えるモノがあったんですね。


いつから?初めてのみに行ってからずっとです。わかったでしょ?俺と先輩はもう離れられないんです。柳とは別れて下さい」



先輩の前でまたフェラ動画を再生しながら、冷たくいう。先輩は目を閉じるが生々しいじゅぽじゅぽちんぽを吸う音はあたりに響く。別れろと言うと先輩は少し納得いかないように俺を見上げた。


「や、「やじゃないでしょ?これ、ばら撒きますよ?柳にも見せることになる。」」


先輩は観念したかのように頷いた。




さーて、じゃあ頭痛の種もなくなった所で、愛しのいつきちゃんに会いますか。俺は机に置かれたビールを開けると、無理矢理先輩の口に流し込んだ。



いつきが俺を抱きしめるまであと十秒。



END




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