お気に召すまま2




キスをしながら、ゆっくりと上着を脱がす。これはバイト着だからお互いに汚せない。自分も脱ぐと、シャツに手をかけた。長友はめんどくさがり、シャツの下は何も着ない。そのためにすぐに可愛い乳首が現れる。

シャツのボタンをわざと少ししか開けずに、乳首だけを出す。それを長友がまだ持っていたフォークで軽くつついて、いじった。もう片方はチュパチュパ吸いながら、前歯で軽く噛む。フォークを乳首に押し付けて押しつぶすようにすると、フォークの隙間から乳首が押し出されるように見え、いやらしい。


「あ、ふぁあ、ご主人様に乳首食べられちゃう。あ、はっ、っあ、」


「こら、乳首こんなにして…仕置きにならないぞ?」


コリコリの乳首をジュルジュル吸って、わざと唾液の音を響かせる。長友は口をはくはくさせながら指をしゃぶった。俺は長友の全てが好きだが、乳首はもっと好きだ。いつかは開発して、乳首だけでイケるようにしたい。



俺が乳首をひっぱり、こねくり回し、甘噛みし、引っ掻き、舐めまわし、指で弾いたりしたせいで、長友の乳首は真っ赤でコリコリに硬くなっていた。しかも俺の唾液でベタベタだった。それをスマホで写メると、ズボンに手をかけようとした。長友は息が荒く顔も真っ赤だ。すぐにぶち込んで、ハメまくってやる。そう思った瞬間、内線が激しく鳴り響いた。体がビクッと硬直し、慌てて離れてシャツをきちんと着るようにいいながら、内線に出る。内線は店長で、俺に指名が来てしまったらしい。



あー。今日はもう終わりって言ったのにな。しかし、長友の教育係をするためには店長の評価を下げるわけにはいかない。くそっ。まだ下半身も元気なのに!


「すぐいきます」


そう伝えると、シャツを着た長友が心配そうにみていた。あーもー、俺の唾液でベタベタなせいで乳首部分だけ透けててちょーエロいのにー。堪らずに近づいてキスをしつつ、胸元を撫で回す。案の定引っかかる乳首を執拗に指先で嬲るも、仕方なく離れた。


「ご主人様?」



「長友、待ってろ。すぐ戻るから。指導はまた後でな!」


俺は上着を着て髪を直す。長友ははーい。と、頷いて俺の分のケーキに手を伸ばした。それを確認して、部屋を出る。あー、早く長友とイチャイチャしてー!








「あー、どっちがご主人様かわかんないなぁ、これ。」



ケーキを食べながら長友はポツリとつぶやいたのだった。




end






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