生命の樹(12/13)

今を未来へ繋げる為に
シュレーの丘〜ダアトに向かう迄の間に宿屋へ一泊すると発生…


ティア「眠れないの?」

ルーク「……うん。何だろう。気が昂ぶってるのかな……」

ティア「そうかもしれないわね。色々なことがあったし」

ミュウ「息つく暇もなかったですの」

ルーク「そうだな……。でもそれは、これからも……」

ティア「確かに私たちは追い立てられるように進んでいるわ。でも休める時にはしっかり休んで。ね?」

ルーク「……うん。また日記でもつけて気を落ち着かせるよ」

ティア「継続は力なり、ね」

ルーク「はは。前もそんなこと言ってたな。ああ、いつか俺がもっと大人になって、この日記を見返した時に、変わったんだなって……そう思えるように頑張るよ」





フレイル「…サク様?こんな夜更けに外へ出られては、風邪を引かれますよ」

サク『…フレイル、私……絶対に変えるからね』

フレイル「…!サク様……」

サク『絶対……違う未来の選択肢を作るから…皆が笑って過ごせる様な……そんな未来を』

フレイル「…大丈夫です。サク様なら、きっと変える事が出来ます。俺の未来を、変えて下さった様に…」

サク『うん……ありがとう、フレイル』



―――――――――
ルークとティアとミュウの会話を偶然部屋の扉越しに聞いてしまい、本来のルークの結末を思い出して一人複雑な心境に陥っていた所、フレイルに発見され元気付けられた……という話。

ちゃんと心理描写を書いて、本編に組み込むつもりでしたが、やはり面倒くなってしまい、急遽スキットに←




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