第一回戦
第一回戦
サク、ルーク、ティア、イオン
サク『まずは役職の方COお願いしまーす』
ティア「占いCOルーク狼よ」
ルーク「占いCOティアは狼だったぜ」
イオン「おや?コレは…占い師が二人…?でも、互いに狼だって…」
サク『つまりこの場合、片方が真占い師で、もう片方が偽占い師…狼の可能性が高いって事だね』
ルーク「ちょっと待てよ!俺が偽占い師の狼だとか、冗談じゃねぇー!見え透いた嘘ついてんじゃねーよ冷血女っ」
ティア「私は本物の占い師よ。だから事実を述べただけ。ルークの方こそ、今の発言だと、自分が偽占い師だって疑われているのが前提の主張になるけど、それはどうして?狼が騙りを当てられて動揺しているのかしら?」
ルーク「俺は占い師なんだぞ!占い師が疑われてるとなれば、当然自分が疑われてるって事になるんだから無実を主張するべきだろっ。俺は狼じゃねぇ!俺は狼じゃねぇ!」
サク『はい。名言モドキ頂きました〜。まぁ、ルークの主張理由も不自然では無いからね〜』
イオン「他に考えられるパターンは、二人共狼という展開ですが……今回のゲームのルール上、人狼は一匹でも吊られたら負けですから、この線は薄いでしょうね」
サク『はーい、ではここで怪盗COします。私が怪盗で、村人のイオンとカード(役職)を交換しました。なので、私視点では、私とイオン村人←→怪盗のルークとティアが真占い師か人狼の内訳に見えるね』
ルーク「イオンとサクは村人把握……って、結局俺の真占い師の証明には何もならぬぇーじゃねーかっ!!」
イオン「いえ、本当はサクが狼で、怪盗を騙ってる可能性もありますが…」
サク『それを言いだしたら、イオンが実は狼なのに怪盗がイオンを村人だって主張してるのはおかしいって主張にも取れるけど?』
ルーク「おいおい時間がねーぞ!結局どうすんだよ?」
サク『私とイオンが殴り合ってるより、確実に狼がいる方を吊った方が勝率は高いと思うんだけど、如何かな?』
イオン「確率は二分の一ですか…確かに、上手く両吊り出来たら確実に勝てる手筈ですしね。ここは占い師吊りでいきましょう」
サク「じゃあイオンはティアに、私はルークに投票するね」
時間になりました。処刑する人物を投票して下さい。
【投票結果】
ルーク→ティア
ティア→ルーク
イオン→ティア
サク→ルーク
投票の結果、ルークとティアが処刑されました。
【結果発表】
ルークは人狼、ティアは占い師でした。村人陣営の勝利です。
ルーク(狼)「クッソーやられたーっ」
イオン(村人→怪盗)「まぁまぁ…今回のケースでは運もありましたし、仕方がないのでは?そこまで失言らしい失言も無かった訳ですし」
サク(怪盗→村人)『もしくは、私の主張に対してルークも「サクが狼で怪盗騙りじゃないか」って切り替えせば、ルークが真っぽく見えてイオンの票を動かせたかもね。まぁ私は両吊り狙ってたから計・画・通・り!になった訳だけど』
ティア(占い師)「…。怪盗のサク様がルークとカードを交換して狼になっていた場合でも、あの流れならサク様の勝利に揺るぎは無かったのね……」
サク『その場合でも、ルークは生贄となるのだった。…よく役に立ってくれたな。愚かな人狼ルーク』
ルーク「俺、ちょっと断髪してくる」
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